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09 高明 その2

高明は実朝に恩を感じつつも、鎌倉を去るつもりで整理を始め、実朝に献上する書物を選んでいました。京からとりよせたものの中に、絵巻もあり(信子には幼すぎるので献上をやめた)、朝時に真玉にと託しました。


朝時は実朝からの言葉を伝えます。

高明が出家・隠棲するのであれば、自分は許すので、必ず相談するように、勝手に鎌倉を離れる事はしないで欲しいと。どちらにしろ、高明が落ち着いた頃に対面したいと。


朝時は、実朝が三浦に月見と舟遊びに行く。その帰りに名越の邸に寄る事になっている。

沙夜達が琵琶・琴を奏する事になっている。できれば、高明に(当日はともかく)琵琶の事で相談をしたいと思っている。

暫くは自分も沙夜達も由比の邸にいるので、そのうち邸に来てほしいと。

いろいろとあって、高明が由比の邸を訪ねる事になりますが、そこで真玉が高明を慰める姿に、高明は少し心を動かされます。


※きちんと時系列を考えいないので、ここは大枠になるのですが


本来は、時間をかけて高明が真玉に癒されていき、時房に以前の真玉との縁談をお受けしたいというわけです。

その時に、時房に、自分が時房家にできる事として、宗時から葵が渡された三鱗の紋の小刀を渡します。何かの時には、これが役に立つかもしれないので、時房に預けると。

(これは後に、朝時の名越に継承されるんですが)



※高明が真玉と一緒になる経緯として

・今まで心から高明の事を案じてくれる女性はいかなった

・高明には恋という感情が分からない(京でつきあった女性たちとは割り切った仲)

 ただ、真玉の明るさ・優しさを知り、真玉が大切だと思うようになった。

・実父が妻(母)を失った後、自暴自棄になったのを見て、恋は身を亡ぼすものだから、深入りしないようと思っていたが。。。

・真玉に(本人の知らない)縁談がありそうだった(美人の家系だから)でも、白拍子の娘だからと無になった(御家人たちにとってはいくら時房の娘だからといって白拍子の娘(妻の実家をあてにできない)と後ろ指をさされるのだと知った


・ただ高明は、書物を読んでいると夢中になって寝食を忘れたりする。一人の方が気楽なので、

東国の「一緒に暮らす」という形は自分にはできないので、京のように「通う」事しかできなと言います。そのうちに、高明も共に暮らす事になるのですが・・・


※おまけの後日談

その1

高明が真玉の許に通う形なので、(真玉は子供の時に時房が佐介邸に帰らなくてはならない時があるのを覚えていたので)結婚とはそういうものだろうと思っていたのですが、

朝時は基本(御所に以外では)沙夜と一緒にいるのに、なぜ、高明は、長谷の邸に行くのかと思うようになって、(しかも、高明はいつまでたっても「真玉殿」と呼ぶ。朝時は(子供の時から一緒にいるから、「沙夜」と呼ぶ。どうしてだろうと)

いろいろと悲しくなってしまって、高明につい、どうして長谷に帰るのかと問い詰めてしまう。

(高明が結婚で恐れていたのは、そういうところで、愛情に満ちた家にそだった真玉には、一人で本を読むとか理解してもらえないだあろう)

で、真玉が倒れる→実は妊娠(それで気持ちが不安定だった)

真玉は、自分は母になるのだから、もっと落ち着かなくてはいけないし、もう殿はつけないで真玉と及びくださいと言って、高明も子供が生まれるのであれば、自分のできる限り家で暮らすようにする

という感じで、それ以後は、書庫にこもる時もあるけれど、一緒に暮らす形になります。



真玉の懐妊エピソードには、続きがあって

沙夜にはまだ子供がいなくて、

沙夜は妹に子供ができてうれしいけれど、自分には子供ができないのにと、うらやましい気持ちがあると朝時にすがります。

朝時は、自分は子供がいなくても沙夜がいればさびしくない。

泰時兄上に跡継ぎがいないのだから、自分に子供ができれば、また父上が心配する。

後継の事など考えなくて良いといいました。

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