78.薬師の婆さん家
そこは一軒だけ家があり周りは柵で囲まれた畑があり何箇所かは壊されていた。
そしてノアは家の前でセブを止めて大人しく待ってるんだぞ!
そう言って入れ物にウォーターボールを突っ込んでやり少し冷た目に冷やしてやるサービス付きだ!
玄関は閉まっている。
もうこんな時間だしなー。
薬屋でも流石に閉まってる時間やな。
まあ中に居れば良いんやけどそう言ってノアは玄関のドアをノックする。
誰かいるかー?
薬師の婆さんの家はここだって聞いてきた。
依頼を受けた冒険者だ。
すると婆さんが出てきた。
おやまぁ。こんな時間に誰かと思えばもう店は閉めちまったから誰もこないと思ってゆっくりしていたよ。
よく来てくれたね。
あたしはラミザ。
この村で薬師をしているよ。
依頼を受けてと言ったね。
家の周りの柵は見たかい?
ファングボアにやられちまって大変なのさ。
中には薬の材料も植えているからね。
早い事対応してもらおうと依頼を出したのさ。
まあ高いお金は払えないから来てくれるか心配だったんだけど来てくれて助かるよ。
そしてノアは婆さんからファングボアは夜に良くきて柵を突き破り中の作物などを食べて帰って行くらしい事を聞く。
そしてノアは今日は徹夜かな?
畑を見張りファングボアを仕留めようと決める。
セブは家の横に屋根のある開けた場所があるらしくそこに居させてもらえる事になった。
ノアは畑が見える場所でいい場所を探す。
風向きと相手から見にくい場所は、、、無いな。
風が家の正面から吹いているので他に建物が無いのだ。
これは仕方が無いと婆さんに畑の端を少しいじっても良いか聞き、何も無い所なら大丈夫と許可を貰ったので土魔法を使う事にした。
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