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41.大一番


先客はオークが2匹いた。

さらに片方はハイオーク(ランクC)

ランクDとCが一体ずつ。


オーク達は毒消しの大花に興味がある訳ではなくたまたまそこの近くに居ただけであった。

しかしキーン達が走った音で反応して向かっている方向へ行くと毒消しの大花の咲いている場所で鉢合わせたのだ。


キーンはリーダーとしてすぐに判断する。

キーン達はランクDパーティー。

上手くいってもオークまで。

その隣にいるハイオークはCランクでありとてもじゃないが相手が出来る相手じゃない。

ただでさえキーン達は戦闘が苦手で素材収集を得意としているパーティーなのだ。


ミダ!トール!

逃げるぞ!流石にハイオークは相手が悪すぎる。

ここは逃げ延びてまたここへ来て毒消しの大花が残っている事を信じて戻ってこよう。

トールはリーダーとして正解の判断で2人に声をかけた。


トールはすぐに反応してしゃーねーな。

おいミダ、せっかく見つけてくれたのに運が無かったな俺たち。

早く逃げるぞ?とミダに声を掛けた。


そしてミダは2人に言った。


嫌だ!やっと見つけたんだ!

それに今までずっと安全に冒険者らしく無いと言われながらもやって来た。

それは正しいと思ってるし間違ってない。

おかげでここまで生きてきてる。

でも。この目の前のチャンスを棒に振るのは絶対に嫌だ!俺は戦いたい。

2人と一緒に冒険者として一花咲かせたい!


キーンはミダ、お前のわがままで俺達も巻き込むつもりか。

一緒と言ってくれるのは嬉しい。

けど逃げて生きてればまたチャンスは、


トールはキーンに告げる。

ミダがあそこまで言うなんてな。

キーン俺はミダに付き合うぜ。

こんなチャンス一生に一度くらいしかこないだろうな。

キーンお前はそのチャンス取りに行かないのか?

男が廃るぜ、とキーンにハッパをかけミダの横に並ぶ。


キーンはまさかこの2人がこんなにも自分の意思を通そうとするなんて初めての事でビックリしていた。

小さな頃からキーンが先頭に立ち一緒に今までなんでもやったきた。

いつもキーンが決めて2人はついてきてくれた。

そしてそれはキーンが悩んでいた部分でもあったのだ。

2人がもっとパーティーとして意見を言って欲しいと思っていたのだ。

そうなればもっとパーティーとして成長出来ると。

それがここで今とは思わなかったがキーンは笑いながら2人に言った。


おいおい、俺が2人を置いていく訳ないだろうがミダが残ると決めたんだ。そしてトールも。

それはリーダーとして残るに決まってるだろう?

良し!やるぞミダ!トール!

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