203.スイレンの飯
ダムジムとローナは歩きながらスーに色々質問を投げかけるがスーもそこまでノアの事をよく知らないので答えられる部分だけ答えていった。
服などはここで働くなら必要でノア様が買ってくれるしみんな持ってるとの事、ノアは何者と聞かれるとSランク冒険者で商業ギルドでも自分の商会を持ってる事くらいしかと、あと奴隷の私達を買ってくれて奴隷になる前より良い生活をさせて貰ってると言うと凄い人と偶然会ったんだなぁと改めて実感しこれから精一杯働かせて貰うよと胸を張った。
ノアは宿に帰りながら晩飯楽しみやなーと思いながらセブとどんな魚がとれたとかデカイのがとれたなどしゃべりながら寄り道せずに宿は直帰した。
ただいま〜っと。
ノアが宿へ帰ると沢山の執事とメイド達が迎えてくれたので驚きながらも晩飯はいつになるか1番近くにいたメイドに声をかけた。
なぁなぁ、晩飯はいつくらいになる?もう腹減ってるし用意できたらすぐに食べ始めても良いから早めにお願いなと帰ってきてすぐにノアは晩飯の事を話しして部屋へと向かった。
ノアの前には執事が1人と後ろにメイド2人が着いて来てノアはこの宿めっちゃ付きっきりで案内してくれるタイプなんやと感心していた。
部屋のドアを開けてくれてノアは部屋に入るまずは背負っている黒飴ちゃんと灰色のローブを無限収納にしまい自分自身にクリーンの魔法を掛けてズボンは新品の柔らかい素材のスエットみたいな物を、シャツはシルクモスのシャツを魔法で真っ白にした物を着てもう寛ぐ気満々であった。
これ着心地やばい、さらっさらでつるつるですべすべにもちもちやわ。
シルクモスのシャツは最上級の生地でノアの魔法でまっさらな状態で最高の状態になっているのでノアはもう普通のゴワゴワシャツは2度と着ないと決めて更に古着屋があれば立ち寄りシルクモスの汚れた物などノアにとってだけの掘り出し物を見つけては汚れを落としシャツだけなくズボンや靴下もあるかも知れないと下着は全てシルクモスで揃える決心を固めた。
王都には色々物が集まっているのは確実なので金はあるノアなので王都へも今度行くことを決めソファーでまったりしているとマニョールがやって来てノア様食事の準備が整いました、すぐに用意してもよろしいでしょうかとノアに聞いてきた。
もうはらぺこやで〜。
マニョールに許可を出すと合図の後にゾロゾロとメイド達が現れてノアの部屋に晩飯が運び込まれて行きテーブルには沢山の海鮮料理がビッシリと並べられた。
そしてメイドからお飲み物はどちらにされますか?と聞かれたのでお勧めの酒をお願いし早速テーブルの席について食事を始める事になった。
飲み物は初めは竜人酒が出てきて海鮮物とよく合うそうで取り敢えず晩飯がスタートした。
いただきます。
まずは飲み物を一口、ほー水みたいにスッキリしてるけどフルーティーな感じやな、美味いなこれ後で聞いてストックしとこと思った。
料理はCランクの海蛇と言われる蛇肉の酒蒸しとサーモンのカルパッチョみたいなのと海鮮スープにパンだった。
なかなか一つ一つがボリュームがあるのでノアは少しずつ食べていきスイレンの町の料理は海のものが多く長く保存できないことから塩が沢山使われるので濃い味付けが多かった。
んー美味いけど自分で作った方が美味いかな?と心の中で思いスイレンの町では材料は豊富だし仕入れには良いが濃い味付けがあまり合わなかったみたいだ。
御馳走さん!ノアはさっと食べ終えて何かデザートを食べようかなと考えていると食後にはエルフ酒が締めで出てきた。
これ初めて飲むわ!名前は聞いてたんやけど楽しみやわとノアはエルフ酒をひと口、さっぱりとした果実酒で飲みやすく特別に出してくれた様だった。
晩飯を終えて明日には冒険者ギルドで素材を受け取ってもう一狩りしてもう一泊してからラムダに帰るかと予定を決めて早めに寝ることにした。
ノアが寝てから宿では余り食事が口に合わなかったのか?など騒ぎになっておりノアと一緒に食べた2人は確かにいつもあのレベルの食べ物を食べてたらそんなに美味しくないかもと思ったのだった。
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