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199.一騒ぎ


宿の前に着き目の前にある3階建ての立派な建物の部屋は有名なだけあって沢山ありそうだ。


宿の前には警備員が立っており普通の人は中へ入れない様になっているらしいのでノアは無限収納からヤンに貰った手紙を警備員に渡す為にセブから降りて話しかけた。


なぁ、ここに泊まりたいんやけど紹介状あるから確認して貰っても良い?と警備員に話しかけると警備員は手紙を受け取り聞いてくるから待っててくれと言って中へ入って行った。


外で待っていると後ろが騒がしくなってきたので振り返ると小太りの貴族が馬車の上からノアに向かって何か言ってきている様だった。


ノアは喧嘩を売られてる事がすぐに分かったので近づいていきなんやねん?ブヒブヒしか聞こえへんわ、オークでもおるんかなー?と初手から全力でおちょくってやった。


ななな、なにー?おい!あの者を殺してしまえー!ノアにおちょくられた貴族は側近や近くにいた者に命令しノアを殺そうとした。


ノアは殺気を向かって来た者だけに当てるとバタバタとみんな倒れてしまいノアは歩いてそいつに向かって近づいていく。


あああ、くるなくるなくるなー!と叫びながら近くにいた者にアイツを何とかせよと命令するが先程の殺気の余波で腰の抜けた者ばかりでノアに向かっていける物は1人もいなかった。


ノアはその貴族をどうしてやろうかと思いながら歩いていくと後ろから先程声を掛けた警備員が中から帰ってきてノアに声をかけた。


兄ちゃん!確認したら管理人が入ってもらえって言ってるけど何があったんだ?と呑気に聞いてきたのでこいつをちょっと懲らしめようかなと思って今からお仕置きするとこやから終わったら行くわと話した後、目の前の貴族を土魔法で作った棒に貼り付けにして次に俺に絡んだら殺すから気をつけやと脅してからノアは宿に向かって歩いていく。


脅された貴族はガクガクと震えながら帰っていくノアをずっと見ていた。


ノアは宿に入っていくと中では管理人とメイド、執事が勢揃いで出迎えてくれた。


いらっしゃいませ、ノア様。


本日はお越しいただきありがとうございます、商業ギルドのギルドマスターからの紹介状でしたのでどのランクの部屋でもご案内できますがうちの宿はABCの3つに別れていますがどれも本日は空きがございますのでご案内できますがどうされますか?


ノアは勿論1番上のランクの部屋を取る事にし1番良い部屋でよろしくと頼むと流石Sランク冒険者様ですなと管理人は言いながら後ろへ振り向き皆さんとびっきりのおもてなしをよろしくお願いしますよと執事メイド達にお願いしノアに部屋に案内させますねと言って笑った。


執事が部屋に案内しますと前に出て来たのでノアは無限収納からフルーツの盛り合わせが入った籠を取り出しその籠を執事に渡してこれ皆さんでどーぞと言うと後ろから管理人が出てきて気遣い感謝しますと言って頭を下げてから管理人はどこかへ消えていったのでノアは早速部屋に案内してもらう事にした。


執事は籠を持ったまま行くわけにもいかず籠をメイドに渡して持って行かせ案内を開始させた。


ノアが宿に入る前、管理人からSランク冒険者で商業ギルドマスターからの紹介状での超VIP客がいきなり来たと管理人は大慌てで執事長のマニョールに相談と言うか押し付けてきた。


話を聞きメイド長も呼ばせて2人で何とか執事メイド総勢で当たる事にし幸いにも本日は満室でも無いので余裕はありますので何とかなるでしょが今日はこれ以上泊まらせる事はやめてくれと管理人にお願いするとそのつもりだったからよろしく頼むとお願いされた。


メイド長のソニーがやってくるとどうされましたか執事長とすぐに聞いて来たので事の次第を説明し何とかいきなりですが頑張りましょうとなりノアは知らなかったが大事になっていたのだ。


元より貴族の公爵などが泊まるときは前もって日が決まっており一棟丸々開けておき他の客には合わない様にしておいたりするのだがSランク冒険者は色々な意味で特別待遇になるのだ。


冒険者は暴れる、下品、中にはその様な者も沢山いて中々今まであったので冒険者を泊まらせる時は厳重に管理をして揉め事や粗相がない様にするなどやメイドに絡むなども多々ありこの宿では従業員は貴族であれ関係無しで手を出せない様になっている。


それは町の顔にもなっていて集客に貢献している宿で宿を敵に回せばこの町に居られなくなるくらいには力があるからだ。


貴族は世間体を気にするので殆ど手は出さないが冒険者は中々言う事を聞かないので嫌な客として認識されている。


しかしいきなり過ぎて忘れているがノアはギルドマスターからの紹介状持ちで変な奴なら紹介状など持たせはしない事をすっかりと忘れている宿のみんなであった。

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