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198.手土産


ギルドを後にするつもりで入り口に向かっていると色々な場所で魔道具職人らしき人達が何かを作っているので覗いていると後ろから話終わったマツ爺が話しかけてきた。


ノア、そいつらは見習いや自分で道具をもっていない者達でギルドの道具を借りて作って一山当てると大概自分の工房を持てるからそれに向かって頑張っている者たちじゃと教えてくれた。


ふーん、マツ爺もう話終わったんやと話しながらどんな物を作っているのか順番に見ていく。


そして気になる物を発見しマツ爺に話す事にする。


マツ爺、この作ってる物なんやけどボードに使えへんかなと言ったのは魔石でプロペラの様な形の物を回転させる物でボードの後ろに付けて使えそうだと説明する。


マツ爺はこれをつければ魔石のパワーをかなり少なくてもいける様になるしこれなら手間も少ないし量産出来るか、風を送るのは一緒、プロペラ部分だけを登録か、それともプロペラを魔道具として登録して魔石で風を送る物。


魔道具としてじゃ無くて一つのパーツとして登録して色々な物に使えるからその方が良いかとノアに聞く。


ノアは確かにボードだけじゃ無くても使い道は沢山あるか、マツ爺このアイデアこの人から買うとか独占契約みたいなってあるん?と聞いてみる。


そうじゃな、魔道具では無いから魔道具ギルドでは登録できんから商業ギルドになるの、ノアは商会を持っておると言っておったな、そこで登録して契約し払うか今大金でアイデアを買うかどっちかじゃなと言われたので金に困ってるし3割も渡してたら勿体ないしなと無限収納から大金貨3枚を出して作っていた男にこれでこのアイデア売ってもらって良いか?と聞いてみる。


男はえ?え?え?とテンパっているがマツ爺から普通は大金貨一枚でも珍しいぞ、更に三枚とは太っ腹じゃのとノアに言いながら男に説明してやる。


年間契約ならもしかしたらもっと貰えるかも知れないし全く使えなかったらゼロかも知れない。


その話を聞いて男は即金を選び大金貨3枚を選びアイデアをノアに譲ることになった。


それだけあれば自分の工房を持つことが出来るし何よりすぐにお金が入るのは凄くありがたかったのだ。


なので目先の金を手にしてノアとしてもその方が良くWIN-WINの関係で取引が成立しノアは金を渡してからすぐに商業ギルドで商品登録をしなければいけなくなった。


じゃあこれでとノアは無限収納から出した大金貨3枚を男に渡して商品を受け取りギルドを後にした。


マツ爺はついてくるらしく商業ギルドへ向かうと受付に話を通すと直ぐにギルマスのヤンが対応してくれるらしく執務室に案内された。


どうも、ノアさん今日はどうしましたか?ともうお馴染みになってきているノアにヤンは話かける。


ノアはプロペラを出してこれを商品登録してくれ、魔道具ギルドで若者からアイデア買ってきたからノアのはこぶね商会で登録してなとヤンに頼む。


これですか?何に使うかも分かりませんが一応被りや似たものが無いか確認させてからになりますが手配しておきましょう。


それを聞いて登録出来たらマツ爺が魔道具で使うから契約は売れた分の8割俺で1割マツ爺1割ギルドでどうや?と聞くと3年間その割合で契約させて頂きますとヤンは答えたので交渉成立で契約する事になった。


何の商品であれプロペラを使った商品を作って売れると1割を商業ギルドに収めそれをまた今の割合で分配される仕組みなのでプロペラが使われ出すと何もしなくても儲けられる事になる。


新商品で新しいアイデアは3年間だけであるが儲かるのだ、しかし3年間で売れずに独占が解除されその後に使われるケースも少なくので必ず儲かる訳ではないらしい。


今回の場合はボードに使うのが決定しているので人の目にも付くし人気商品になる可能性があるのでヤンもこの割合で許可してくれたのだ。


そして登録が終わりマツ爺は早速ボードの事を進めたいらしくさっさと帰っていったのでノアは今日の宿を歩いて探すより良い所をヤンに聞いてしまった方が楽なのでお勧めを聞くと町1番の宿を紹介してやるから行ってみるといい。


その宿は紹介制で一見さんはお断りの超高級で最高級の宿でスイレンの町で有名らしいのでそこに泊まることにした。


手紙を書いてもらいそれを受け取るとノアは商業ギルドを出てセブに乗り早速紹介してもらった宿に向かうことにした。


途中で果物がたくさん置いている出店があったので色々籠に入れて貰いフルーツの盛り合わせを作り宿によろしくがわりに手土産にする用に購入した。


あまり高い物ではないがこういう物は気持ちなので良いのだ。

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