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197.今日で最後



朝一で木の仕入れを出来る店に行く事に決まりその後ボードの形に加工して繋ぎ目には金属で補強するのでその素材位は店の近くに買う所があるらしいので材料は揃うとの事。


取り敢えずはノアにカットして形にして貰うが後の事を考えて出来るだけ簡単な形で組み合わせて更にパーツは少なくし耐久性を上げる作戦にした。


魔石は後ろに嵌めて落ちないような固定してなくなら無い様にしノアがいない時に動かせるように台車も作る事になった。


5人で飲むと樽は凄い勢いで無くなりエールの樽は飲みかけだった事もあり先に無くなりノアが出したドワーフ酒も無くなるまでこの日は飲み明かした。


次の日の朝ノアはハンモックから降りて朝飯の準備に取り掛かる事にした。


ノアは朝飯を作りながらこの家に泊まるのは今日までにしてこの町の宿にも泊まってまったりする事にしようと考えて朝飯の時に伝えることにした。


今日は焼き魚にしよかとピンクサーモンを切り身にしソルの葉を細かくすり潰しそれをピンクサーモンに塗って味付けして焼いていくと良い匂いがリビングに広がった。


ノアは和食食べたいと思いながら材料を見つければいつか完璧な和食をこの世界で食べる事が出来ると考えた。


今日の朝飯は焼きピンクサーモンと海鮮スープにパンでノアは少し違和感があるが他のみんなは全然違和感なく焼き魚とパンのセットは食べられるようだ。


揚げた魚などはハンバーガーでもあったので違和感なく食べられるとふと思い出して今度作る事を決めた。


全員良い匂いで起きてきて揃って朝飯を食べノアはその時に今日から宿にも泊まってみたいからと言って今日までありがとうと言うと美味い飯がとガッカリしながらもいつでもまた来いよと言ってくれた。


朝飯を食べ終わるとみんなで家を出てノアは3人と別れてマツ爺と一緒に材料を買いに行くことになった。


木材で材料を買い形に加工してもらう様にしてマツ爺は最初は1番安い木で試して出来るだけコストを下げた物を作るみたいなのでノアは大人しく見ていた。


そして良さそうな木が目に付き、触りながら店員に聞いてみると魔物の体でウッドマンと言う木の魔物で擬態して森で生きている奴でEランクの魔物で値段は安くらしいが軽いので色々な事に使えるとの事なのでこれでも一つ作って貰う事になった。


その後は魔石をマツ爺が魔道具ギルドで手に入れてくると言って一緒に行く事になった。


魔道具ギルドの場所は商業ギルドから近くらしくすぐに到着し中へ入っていくと職員がすぐにこちらに寄ってきた。

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