193.何でも豪快に
1つの通りを買い物しただけで欲しい物だらけでもう時間は夕方になっていたので今日はこれまでにするかとフワンとトルシエの家に帰る事にした。
お土産に買い物の途中で買ったドワーフ酒を渡す事にした。
麦を使った酒らしく麦焼酎の様だったので思わず大量買いで店のストックを買い占めてしまい代金は大金貨を軽く超えたがノアには大した額では無くなっていた。
基本、少し良い物、高級、最高級の4種類の樽をそれぞれ5樽ずつに最高級は店にあった7樽全て買い取ったのでかなりの額になった。
最高級は大樽1樽で金貨3枚と中々のお値段だが中にはもっと高い物もあるそうでまた良い酒を仕入れとくとの事だったのでまたいつか寄る事を約束した。
フワンとトルシエの家に着くとセブを庭に入れて貰い中へ入るとギルドで働いていたノーズも帰って来ていて改めて自己紹介された。
ここで一緒に暮らしてるノーズでギルドで働いているよ、よろしくねと挨拶されたのでノアも自己紹介する事にした。
冒険者でラムダから来たんやけど町に着く前に2人に会ってお世話になる事になったノアって呼んでくれたらええでと言っておいた。
年も近いしノアって呼ぶからノーズってそっちも呼んでねと言われたのでそうする事にしてノアはこれお土産と言って先ほど買った高級のドワーフ酒を渡した。
大樽1樽で金貨1枚と中々の物で3人はこんなの飲んだ事ないと喜んでくれた。
晩飯の時に一緒に飲もうやとノアが言うと3人は今日は魚料理を存分に食べてくれと言われ3人がどんどんと料理を完成させていく間にノアも何か作ろうと考えて動き出した。
俺も一品追加するから良かったら食べてみてと言っておく。
ノアが取り出したのはピンクサーモンでそれを見て3人はそれは外れとノアに言うがノアは鑑定の結果を教えるとそれは初めて知ったし外れと言われてるから食べた事無かったと言って少し楽しみだと言っている。
ノアは鱗をとり3枚に下ろして一応除菌をイメージした魔法を掛けておき新鮮なのでお刺身で食べたかったのだ。
鑑定でも生食が美味いと出ていたので醤油もあるしいくしかないと決めた。
一口サイズに切っていき皿に並べるととても綺麗なオレンジで油ののった良いサーモンだと思ったノアであった。
小皿に肉醤油を入れて準備完了でノアが完成した時にみんなも終わったらしくテーブルに料理が揃ったので早速晩飯を食べ始める事になったのでノアは椅子に座った。
3人はノアが作った料理が気になるようででも初めに食べるのは怖いと思って待っていたのでノアが早速刺身をとって醤油に付けて食べてみる。
口の中でとろっと溶けていき更にサーモンの味がとても良く魚臭さなど全く無い極上のサーモンでピンクサーモンヤバイと思わず声を上げてしまった。
3人はそんなノアを見て恐る恐る刺身をとりスイレンの町では漁師達の中では刺身を食べる文化はあるので生食に嫌悪感などは無く醤油に付けて揃って口に入れた。
はぁ~とノーズがとろけた顔をしながらノアに美味しいと言って感想を言うとフリーズしてたフワンとトルシエもピンクサーモンめっちゃ美味しいじゃんと今まで捨て値で売っていた事を激しく後悔したようだ。
これからは自分達で食べようと心に誓った2人でノーズもいっぱいとってきてねと言って更にギルドで新鮮な奴なら個人で買い取っても良いねと独占する気満々の様だ。
この時期だけであるが半分程がピンクサーモンになりサーモンは高級品でピンクサーモンは焼くと脂が乗りすぎて焦げてしまい食べるのが難しいので食べる人が中々いなかったそうだ。
その為ギルドでも捨て値で一応買い取るが買うひとはほぼ居ないとの事だったのでノアはこの町にいる間全部買い取るからギルドで用意しててやとノーズに言うと了解と言ってくれたので今のうちに買いだめやわと言って3人は無限収納の事を聞いてズルイと揃って声を上げた。
そして3人が作ってくれた魚を料理もとても美味しくて高級ドワーフ酒も4人で飲んでいき料理が無くなる頃には3人はフラフラになっていたのでお開きにした。
ノアは室内用にゼストに頼んでおいた枠組を組み立てそこにハンモックをセットすれば室内でも使えるようにしておいたのだ。
外で使えば汚れて傷付いたりするので外では使わずに完全に分けておく事にしている。
部屋は空いてる1部屋を貸してくれたのでそこにハンモックをセットすれば超快適な空間の出来上がりなのだが少し埃っぽかったので魔法でクリーンを掛けておいた。
次の日のかなり朝早く、フワンとトルシエは海に出て漁に行く為に起きて準備を始めていた。
ノアは音で目を覚まし部屋を出ると2人が着替えた後で昨日はありがとう楽しかったと言って気が済むまで家でいて良いぞと言ってくれた。
代わりに美味い物を作ってくれと頼まれたので良い交換条件だと思い何日かお世話になる事にしたので持っていく荷車に氷を満タンに入れて最後に向こうで海の水を入れたら長持ちする筈だから持っていけと言った。
2人は今日も高値で買い取ってもらえると喜びはしゃぎながら家を出て行った。
ノアはせっかく起きたので朝飯を作るかと台所に立ちついでにノーズの分も作る事にしてメニューを考える。
ノアだけなら魚料理にする所だがノーズに美味い肉を食わせてやるかとハイオークの肉でジジン焼きを作りパンに切れ込みを入れて焼きたての状態の腸詰肉を無限収納から取り出して挟み皿に2個ずつ載せる。
コップには氷と水をたっぷり入れて更に大きな空樽に氷を満タン入れてピッチャー変わりにしようと水を入れて朝食が完成したのでノアはノーズを起こしにいく。
ノーズの部屋の前に行きドアを開けると中から酒臭いノーズが寝ていた。
ノアはノーズを起こすとノーズが反応するが二日酔いなのかまだ辛そうにしていたのでリフレッシュの魔法を掛けてやった。
するもはっとしてから起き上がりしんどくないとノアに物凄く感謝していた。
そして2人はもう漁に出たから朝飯作ったから食べようと言うと客に準備させてダメダメだと落ち込んでいた。
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