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189.冷たい水の方が

セブは身体強化をノアに掛けてもらい走り出すと全速力の倍程の速度で走り続け疲れを見せないので昼までにかなりの距離を稼げた。


セブ、この辺で1度昼休憩にしよっかとノアが声を掛けてセブが止まり昼飯にする事にしたのだがセブが冷たい水が欲しいと言うので入れ物に氷を入れてやってから水を入れた。


やっぱり美味しいと言ってゴクゴクと勢い良く飲んでいくセブに聞いてみると普段水は噴水から飲んでいるのだが偶に子供達が入れ物に氷をいっぱい冷蔵庫から貰ってきてセブにくれるのだそうでとても嬉しいよと教えてくれた。


へー!じゃあ旅の間はずっと氷入りで出すから無くして欲しかったら言ってなとセブに言っておく。


そしてノアは自分の昼飯をしようと無限収納から買ったばかりのパンに庭で焼いた腸詰肉を挟んで完成のホットドックにかぶりついた。


うん、やっぱり美味いけどソースが欲しい所やなー!スイレンの町で良いソース探しは決定やなと思い結局2個のホットドックを平らげた。


昼飯を食べ終えるとすぐにまたセブに乗り走ってもらい辺りが暗くなってきた所で今日はこの辺でやめとこかとセブに話しかけるとゆっくりと歩き続けそしてここにしよかと止まったのは道に大きな岩が3つ並んだ場所であった。


魔物からも身を隠せるし休むには良い場所を見つけられたのでノアは早速セブに水を用意してやり晩飯の準備を始める事にした。


今日は肉醤油を使って何かするかと思いフライパンを用意しオーク肉に刻んだキャベなどの野菜たっぷりの野菜炒めを作る事にした。


無限収納から材料を出していきフライパンには種油を引いてから肉を先に軽く焼いてから野菜を投入し蓋をして少し蒸してから肉醤油を投入しさっと絡めるととても良い匂いがしてきた。


うまそーと無意識に声を出してしまう程良い匂いで早く食べたいと思いながらも料理を完成させた。


良し出来た、これに今日はパンと買っておいたスープで行くかと無限収納から鍋を取り出すと湯気の出た熱々のクリームスープを入れて今日の晩飯が完成した。


いただきますと言ってから野菜炒めを食べてみると出来は完璧に近くこれは美味いと思いながら食べていく。


そして次にパンを齧った時にノアの索敵に反応があり3人の反応が確認出来た。


こちらの方に近付て来ているのでノアは立ち上がりそちらの方向が見える所まで岩陰から出て近付いて来るのを待ってみる事にした。



あそこに岩陰になっている場所があるから今日はここまでにして休もうと言い出したのは村からラムダの町へ移り住もうとして移動していた家族で父のダルシムだった。


ダムジムは妻と息子と村を出てラムダで仕事を探すために町に移動中の夜を明かすために場所を探していた所ここに辿り着いた。


ローナ、ソル今日はここで休むから晩飯にしようと話しながら岩陰に近付いていくと奥の方から声を掛けられたのでダムジムは2人の前に立ち剣に手をかける。


誰だ、とダムジムが問いかけると帰ってきたのは誰だって聞かれてもそっちが俺がおった場所に近付いてきたからやねんけどと言われる。


ダムジムは確かにそうだ、すまなかった。


今ラムダに向かって移動している途中なんだ、悪いけど今日俺たちもここで休ませて貰っても良いかとノアに聞く。


ノアは別に良いけど変な事したら知らんでと言ってから元いた場所に帰っていった。


良かったここにいても良いってさ、今から探したら暗くなって危ないから本当に助かったとローナに話してローナも良かったと言っていた。


2人で食事の準備を始めソルには大人しく待っててねと声を掛けておいて晩飯と言っても旅の途中なので干し肉と少しの野菜しか無いがこの生活も後数日でラムダに着けば多少の蓄えはあるので新しい生活を始められると思いながら持ってきていた鍋に入れてスープにしていく。


小さい反応が索敵にあり近付いてきてねーねーお兄ちゃんとそう言われ振り向くと先程の家族の子供がノアの所にやって来ていた。


お前こっちに来たら親に怒られるでと言って帰そうとするとお前じゃ無いソルだよと言われたので分かったソル、お父さんとお母さんが心配するぞと言ってあげるが殆ど聞いていなくノアの晩飯を美味しそうと言って欲しそうにこちらを見ている。


勝手にあげたら何言われるか分からんから聞いてこいと言うと親の下へ帰っていき少しして両親を連れて戻ってきた。


すみません、うちの子がこちらに来てしまったみたいで私達を呼んでるとこの子が言うので来たのですがとダムジムがノアに話したのでソル何も説明出来てないやんか、ソルが俺の晩飯見て食べたいって言うから親に聞いてこいって言ったのに連れてきてどうすんねんと言った。


そう言う事ですか、お兄さんも旅の途中だから食料にも限りがあるし無理言っちゃ駄目だよとダムジムがソルに言っているのを聞いてノアがいや、別にあげるのは良いねんけど勝手に食わしたらあかんやろって事で聞いてこいって事やったねんと説明してなんやったら2人も食べるかと誘い食べ物を分けてあげる事にした。


それはガリガリまでは言わないが痩せ細っていて見てられなかったからであった。


ダムジムとローナは悪いからと断るがソルはもうノアの側に来ており食べる気満々であったので用意するから来いよと呼ぶとすみません、お世話になりますと言って2人は頭を下げてからダムジムがスープを作っていたのでそれはこちらに持ってきますと言って離れていった。


ローナはソルを呼んで抱き抱えてソルもお礼しなきゃと言って頭を下げさせた。


ノアは皿の上にパンと野菜を切ったサラダに鉄板を取り出してオーク肉のサイコロステーキを焼き始めた。


焼けるまで食べといてと言って渡しダムジムが帰ってくるとなんだなんだと困惑していたのでローナが説明して食べ始めた。


ノアは焼きながら野菜炒めの残りを鉄板で温め直し食べながらサイコロステーキを焼いていき完成やと言って皿に載せて3人の前に置いて召し上がれと渡した。



3人は満面の笑みを浮かべながら旨い美味いとそれぞれの感想をあげる。


ソルに美味しいかと聞くと美味しいと答えたのでいっぱい食べろよと言っておいた。


ノアは焼き終わると自分の分を取りつつ皿に野菜炒めを載せて3人の前で食事を始め色々話を聞いてみる事にした。

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