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181.建物を購入

俺は5セット貰うぜと声を掛けられたのはアベルで椅子に座り必死に接客をして対応し1番小さな体で注文を受ければ金を先に貰い椅子から降りて樽からウルフジャーキーを取り出して皿の上に数えながら載せていき1番対応するスピードは遅かったが一切文句は出なかった。


それは一生懸命に作業している事が客に伝わってきて去り際には頑張れよと応援されて1番平和なテーブルだった。


トーヤのテーブルも必死に接客していてここも他に比べれば遅くてこの2箇所がスピードは遅れていたが客の目は小さな子供が頑張っている姿をみてほっこりとしてウルフジャーキーを買って帰っていた。


トーヤとアベルが隣同士であった事も幸いしたのか端の2列はほのぼのとした列だった。


その隣のアメリの所は流石は元々接客をしていただけあり更にアメリの驚異的な計算速度も相まって凄いスピードで客を回していき後ろにはゼストが付きっきりでウルフジャーキーの数を揃えて皿の上に載せるようになっていた。


アメリは次の順番の人には指で何セットいるのか先に出してくれと頼みそれを列に並んでいる者達が後ろの者に伝えて金の計算をすればゼストがどんどんその数のウルフジャーキーを用意するのでアメリの列は驚異的なスピードで客がウルフジャーキーを買って行き他の列の数倍は売っていた。


その横はメルトナで冒険者の時に野外でもそのまま食べられる事などを話しながら客と話してから購入してもらい一人一人の客に丁寧に対応しながら売っていくスタイルでメルトナは接客するがそれでも早めに回していき次から次へと客が絶え間なく来て初っ端からギリギリの状態が続いた。


最後にキッカのテーブルは元々主婦であり更にさっぱりとした性格のキッカなので誰が相手でも何個かで幾らと言う必要な情報だけを淡々と話してウルフジャーキーを売っていき商品を渡すとはい次といってすぐに次の客に切り替えさせて客を入れ替えていくので中々のスピードでここも売れていた。


2時間位売りっぱなしで人はほとんどいなくなり残りの在庫をみんなで確認すると殆どの場所で空に近くなっていて掻き集めても1樽の半分以下位しかならなそうだった。


残り10セット位だと伝えて無くなったら営業終了だと伝えてからすぐに全てが無くなり営業を終了した。


全部で初めに作った分と2日で作り溜めた分に明日の分も今日無くなったので5樽分以上は売れたので1000セット分位は売れた事になるのでこれでは明日から営業出来ないのでノアの無限収納からウルフを出してまた追加する事と更にこれからもう少し仕込みを増やす事にした。


2.3倍は欲しいが人が足りないのでどうにかしようと考えて取り敢えず今から家に帰る事にした。


昼飯をノアが無限収納から全員分適当に取り出してまずは緑の冒険者の3人にお礼を言った所、偶には良いと言って許してくれた。


ゼストに武器を手入れしてもらうからそれのお代で良いと言われたのでゼストにお願いしておいた。


昨日のうちに手入れをする約束はしていたそうで随分と仲良くなっていた様だった。


そして昼飯を食べながら店について話をしていくが取り敢えずこの後ウルフの肉を解体した状態で出すからあるだけの樽に詰めて仕込みをしててくれと頼み今後は仕込みの量を増やすから人を増やそうと思うと伝え家はもういっぱいでは無いがそんなに空きが無いので空き地の方に家を買って来て収納して持ってくる作戦で行く事にすると伝えた。


ノアの収納が規格外な事は奴隷のみんなは知っているので良かったが緑の冒険者の3人は知らなかったので説明しておいた。


鞄はダミーで収納魔法持ちである事を告げると隠しておいて正解だと言われ今なら好きに使っても大丈夫だが低ランクの収納魔法持ちは荷物持ちにされて良くない扱いをされる事が多いと教えてくれたがノアは自分でそんな奴ら追い払えるし関係ないかとキーンが言った。


そして人をどうしようか相談し2パターン考えていて奴隷を買ってくるかスラムから食えてない子供達を拾って来て仕事させてその代わりに食わしてやるかでどうだとみんなに聞いてみた。


緑の冒険者の3人からは奴隷は借金奴隷でまともな奴なら良いが犯罪奴隷達は子供達の近くにはあまり置きたくないなと言い更に元々子供3人はスラム出身だろ?


それなら知っていて食うのに困ってる子で一緒に働いても良いような子供達を呼んできて貰うのはどうだ?


それで足りないようなら奴隷を買うで良いんじゃないか?


それに空き地の方で生活させるなら大人がいるだろうし管理できる奴隷を買うなりすれば良いんじゃねとトールが言った。


トーヤとアベルは知り合いはいないと言うのでアメリに聞いてみるとスラムの中でも腐ってない子は何人かいるから声を掛けてみると言って少なくとも毎日ご飯が食べられる事を伝えると断る子はいないと思うと言う。


知ってるだけで5.6人は呼べると思うと言っているのでノアが商業ギルドへ行く時に付いてきて貰って用事が終わったらスラムに向かう事にした。


キッカには昨日の片付けをしてもらい緑の冒険者の3人もどうせならと言って片付けしてくれる事になり終わったら帰るからまた来ると言ってノアに言った。


メルトナとトーヤとアベルは肉の仕込みを頼むと言って庭に肉を出すからよろしくと頼み昼からのスケジュールは決まった。


ノアは朝飯を食べ終えて行動を開始する。


まずは庭に無限収納内のウルフを20匹分解体済みの状態で取り出して仕込みを頼んだ。


そしてセブを呼び商業ギルドまで頼むと言ってお願いし今日はアメリも乗せるからよろしくなとセブにアメリを乗せて門を出てノアもセブに乗って商業ギルドに向かった。


アメリは初めて馬に乗るので高い所からの景色を楽しみながら乗っていた。


商業ギルドに着くとセブを厩舎に預けてアメリと一緒にギルドへと入っていく。


朝一は商業ギルドの方は空いているらしくガラガラだったのでそのまま受付に冒険者カードを見せて事情を説明するとギルマスに対応して貰う事になり執務室へと通された。


ヤンはノアが来たと受付に言われ執務室へと呼んで対応するようにさせた。


そして扉が開き入ってくると店でウルフジャーキーを売っていた女の子と一緒だった。


朝から悪いな、今日はウルフジャーキーの売れ行きが凄すぎて作る量を増やそうと思って人はスラムからこの子の知り合いを雇って働いて貰おうと考えててその子達を家の隣の空き地に家を用意して住ませる事を考えててギルドで管理してる売り物件で建物だけ売れないか?


こっちで収納に入れて持っていくから建物だけ欲しいねんけどとヤンに聞いてみるとヤンは少し考えて答える。


大きさはどれくらいを考えていますか?


一応何軒か取り壊し予定の家はありますのでそれを修理させて使うと言うのはいかがでしょう。


中には商業ギルドの建物で元々寮になっていた建物がありますが引き取ってくれるならタダでいいですよとノアに言った。


それ貰おかなとノアが言って今から引き取りに行く事になりギルドの裏にいくと長屋の様な建物がありそれを指差してこちらになりますが魔石は全て抜いてありますので明かりなどは魔石を嵌めてくださいとヤンがノアに言って商業ギルドの職員が減ってきて昔からの人は家を自分で買って出て行ったので利用する者が居なくなり放置していたのでこちらも助かると言われた。


ノアはありがたく無限収納に入れると建物だけが姿を消した。


これで住む所はなんとかなったなとアメリに話していると隣の建物を見てノアは気になったので何か聞いてみる事にした。


この隣の建物は何の施設かヤンに聞くと昔は見習い達の訓練施設として使っていたのですがと言って中へ入れてくれた。


中にはカウンターが横に4つ並んでいてギルドの受付の様な形であった。


今は人数も少ないですしギルドで教えながら新人も受付に立たせますのでこちらも3年程前から使っていませんねと話した。


ノアはこの建物欲しいって言ったら売ってくれるか聞いてみるとヤンはそうですね。


使ってないとは言えギルドの施設なのでそうですね、ここも売って開けてしまえば新しい建物を建ててしまうのも良いですねと乗ってくれて買わせてもらえる事になった。


金額は大金貨1枚で話が付き建物の大きさの割には手頃な値段で仕入れる事が出来たので

建物から出てノアが無限収納に入れた。


契約書を交わし金をヤンに渡してヤンはギルドに帰っていったのでノアはアメリと共にスラムへ向かう事にした。

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