表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

179/212

179.真っ暗な汚れが

門をくぐると庭ではまだ作業をしていたのでこの3人先に風呂入らすからと言ってから家に入る。


ノアは先に1番手前の部屋に案内して荷物を置かせてから風呂へと案内した。


シャンプーや風呂の使い方を説明してから3人に入って貰ってノアはリビングに行ってゆっくりする事にした。


風呂では先にシャワーを浴びて汚れを落としてから浴槽に入れと言われたのでキーンが2人にシャワーをかけていきシャンプーを2人の髪の毛の上に垂らすと2人はガシガシと髪を洗い始め汚れが落ちていくとキーンは悲鳴を上げた。


うわぁ、お前ら汚れがひどいぞ、出てくる泡が真っ黒じゃねぇかよ。


さっさと汚れ落としてもう1回やっとけと言ってキーンも自分の髪を濡らしてシャンプーを手に取って髪を洗い始めた。


すると2人からのうわぁと声が上がりキーンも真っ黒の泡を出していて同じだったようだ。


3人は2度シャンプーで頭を下げて洗い体を泡の実で洗い汚れを落としてから浴槽に浸かっていく。


風呂って良いなとトーヤとミダが言いそこにキーンが少し遅れて浴槽に入ってきた。


あー最高だなノアのやつ良い家に住んでやがるなと話してみんなで羨ましいと声を揃えて言った。


ノアはリビングで風呂に入ってる奴らを待つ間何かする事を探して思いついたのはこないだ露店で買ったジャガの実を使って丁度油もあるしとポテチを作ろうと考えてすぐに行動を開始した。


庭に出て油を確認すると油はもう熱々では無くなっていたがまだ熱いのですぐに魔石を起動して温め直す。


そして無限収納の中でジャガを薄く切ってから取り出して皿の上に置きジャガは18個分で買った全てを使ってしまって今日食べなかった分は無限収納でストックしておこうと決めた。


そこにキッカが買い物から帰ってきて前に主人が塩の事言っていたのを覚えていたので塩が少し手に入ったと言っていた店の人に分けて貰ったよと言って渡してきた。


塩は丁度今からする物に必要やったねん、無くても良かったけどあった方が美味いと話して今度商業ギルドでいっぱい仕入れられないか聞いとくとノアは言った。


そして薄く切ったジャガを煮えたぎった油に次々と投入していき棒でかき混ぜていく。


揚げ終えると油から上げて皿の上にどんどんと載せていき無限収納に収納してまた皿を出して載せていく。


ノアは揚げたてのポテチに風魔法で風を送り油を切って時短し皿に載せていたので油が切れて良い状態のポテチが無限収納に入っていき、ノアは塩は食べる前にかければ良いかと考えて直前にパラパラと掛ける事にした。


試しに1つそのまま食べてみるとパリッと良い音がなり食感は完璧に再現出来たようだ。


しかしノアはやっぱり塩が欲しいと掛けてから食べてみると思わず美味いと言ってしまった。


それはこの世界に来てまともなお菓子は初めてであったので美味しくて堪らなかったしこれはみんなも気にいるだろうと確信した。


庭では作業が終わったようで子供3人がお腹空いたと言ってきたのでさっき風呂に入った3人が上がってきたら晩飯を始めるかとノアが言って椅子を土魔法で作り出してテーブルは天然樹性の物を用意した。


丸太を切っただけでもかなりの大きさがあるのでそれを囲むように椅子を作り出して全員が余裕で座れる広さがあるテーブルが出来たのでこれからも置いておく事にした。


風呂から上がってくるのを待っている間にキッカがポーション瓶を持ってきて中に種油を入れてゴマの実を擦ったものを持ってきて各瓶に適量を分けていきみんなで振ってゴマドレッシングを完成させていく。


そして振っていると3人が外へ出てきたので晩飯を始める事にした。


完成したゴマドレッシングはキッカが家の中に持っていき厨房で保管するようだ。


ノアは3人をテーブルの周りの椅子に座らせて今日は新しい料理をいっぱい作ったから楽しみにしとけよと言って料理を出していく。


まずは飲み物だなと冷えたエールの樽とドワーフ酒の樽を出して更に空の樽に氷を魔法で作り出してガラガラと音を立てながら入れていき子供達用にグレプの実ジュースを出してやる。


そして籠に入った大量パンを出して次にステルスバードの揚げ焼きを出すとみんなから歓声が上がった。


それはキッカに切り分けていってもらい今から肉と野菜を鉄板で焼くから待ってる間に食べててくれと言ってノアはサイコロステーキを焼き始めた。


鉄板の半分に種油を引いてもう半分には獣油を引きサイコロステーキを樽から出して鉄板に隙間が無いほどの量を一気に焼き始めた。


ジューと凄い音と共に良い匂いが庭を埋め尽くしみんなの腹が反応していく。


ミダが鉄板の近くに寄ってきて油が飛び熱いと言いながらも良い匂いにつられて近づいている。


そしてキーンも近くに寄ってきてこれは何の肉なんだとノアに聞いてきたのでジェノサイドオークのサイコロステーキだと答えた。


大人達は驚愕し叫んだ。


なんてもん出してんだよとトールが叫びみんなが共感した。


子供達は分かっていないが美味しそうと言うのは伝わってきていて今はステルスバードの揚げ焼きを口いっぱいに3人は頬張っている。


ジェノサイドオークの肉ともなれば王族でも中々食べられる人が少なくオークの肉で1番美味いと言われているらしい。


強さ順で言うと上にオークエンペラーがいるが肉の味ではジェノサイドオークが1番らしく肉の価値は高いので市場には全く出回らず上の人らで国に献上するか倒した冒険者が独占して黙っておくか少し市場に回すと物凄い高額な値段が付いた話があると教えてくれた。


そしてノアがこないだのBランク試験の後にカミラと話をして魔の森でジェノサイドオークとゴブリンキングを倒してきた事を伝えて素材を売ったらSランク冒険者になった事を伝えると緑の冒険者の3人は、えーーーーと揃って叫び後ろに倒れた。


それを見てトーヤとアベルが面白いねとアメリに言っている。


アメリはそうだねと言って笑っている。


Sランクだとーとキーンは起き上がり凄い!

良かったら冒険者カードを見せて貰っても良いかと聞いてきたので渡してやると3人でおーーー!と言って騒いでいる。


カッコいいなぁとトールが言うとキーンは俺たち個人では厳しいかも知れないけどパーティーなら後1つだぞ?


案外近いとこまで来てるんだぞ俺達、そう話して目指さないと男じゃねえと言ってエールをガブガブと3人で飲み始めた。

面白いと思ったら評価、感想、ブクマ、レビューの

どれか1つだけでもしていってくれたら

作者のモチベーションが爆発します。


主人公のノアから是非、下のほうにある☆☆☆☆☆を押していってな!との事です。


ちょっとでも面白かった方は☆1個でポチッと!

普通に面白かった方は☆2個で!

かなり面白いと思った方は☆3個押して!

最高に面白いと思ってくれた方は☆4個で!

早く続き書いてさっさと更新しろやとおもった方は

☆5個でよろしくお願いします╰(*´︶`*)╯☆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ