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159.ノアが庭に作ったのは

ノアは朝早くに目が覚めたので二度寝をしてまったりとした時間を楽しんでいた所に部屋のドアが開きトーヤとアベルがベットに飛び込んできた。


トーヤ、アベルおはよう。

2人とも朝から元気やなー!


朝飯までまだ時間あるけど起こしにきてくれたんやから起きなあかんな。


ノアはベットから降りてリビングへと向かって行きリビングには酒の入っていない空の樽が置いてあったので1つ無限収納にしまってからノアは厨房にいたキッカに朝飯が出来たら庭にいるから呼んでくれと伝えて庭に行く事にした。


トーヤとアベルもついて来ていたのでノアは何かしてやろうと考えそして思い付いたのはブランコを作る事だった。


家の側で空いている場所に魔の森で抜いて来た冷やしの木を地面に魔法で穴を開けて埋めてそして魔力を木に込めて更に丈夫になるように魔法を掛けたので普通にしてたら折れることは無いだろう。


天然樹をブランコの座る所の形にカットして穴を開けてロープを通して結んでやり反対部分を木の幹の上の方に吊るして左右のバランスをとり並行になった所で結んだ。


そしてそれを3つ作り3本の冷やしの木とブランコが完成した。


ノアはトーヤを抱えてブランコに乗せ揺らしてやると楽しそうにしていてアベルも隣のブランコに乗せて揺らしてやりノアももう1つのブランコに乗り漕いで見せると2人も自分で漕ぎゆらゆらと3人は揺れていた。


リビングから持ってきた樽に水を入れて洗ってから木のそばに置いておき葉っぱが落ちてきたら入れといて欲しいとトーヤとアベルに言っておいた。


ノアは2人が必死にブランコを漕いでるのを座って見ながらほのぼのとした朝やなと感じていた。


そしてキッカに言われてメルトナが庭に来て朝飯が出来たみたいですと言いに来た。


ノアはトーヤとアベルにブランコは誰か大人が近くにいる時だけしか危ないからあかんで

と教えて置いた。


そしてメルトナも興味深そうにブランコを見ていたので好きな時に乗ってええでと言っておいてリビングへ向かった。


みんなでテーブルについて食べ始め昨日1番飲んでいないらしたいメルトナが飲み過ぎてしんどそうにしていた。


今日はパンにスープとそれにトメトとキャベのサラダが出てきたのでキッカに聞くと昨日飲んだからさっぱりした物にしておこうと思ったらしくノアはシジミの味噌汁を思い出して海に行きたくなった。


この世界には海は普通にあるらしくこの辺は無いが1番近くでスイレンの町と言う町が海が近くで盛んで海鮮が有名らしいのでいつかは行ってみたいと思った。


距離的には馬車で10日程らしく王都は反対側に向かって1ヶ月位掛かるらしい。


朝飯を食べ終えてBランク試験まではまだ時間があるのでセブの所へ行きセブおはよう。


今日はBランク試験やからお留守番やからトーヤとアベルが遊んで欲しいって言ってたから相手したってな。


そう言ってセブに話をしてついでに洗ってあげる事にしてセブを洗っているとキッカ以外のみんなが外へ出てきた。


トーヤとアベルにブランコに誘われたらしくゼストはブランコを見て作りなどを興味深そうに観察している。


メルトナは乗れと2人に言われてそっと乗ると後ろから2人に押されてブランコは動き出した。


そしてゼストも乗るように言われてトーヤがゼストを押してアベルがメルトナを押していたがノアは普通逆やろと笑った。


その後は交互に押したり押してもらったりしながらブランコを満喫していた。


ノアはセブを洗い終わったのでみんなの元へ近づいていくとトーヤとアベルが寄ってきた。


遊んでもらってたのか。

ちゃんと誰か呼んだんやな?

えらいぞーと言って2人の頭を撫でてやる。


そして庭の一部を公園の遊具でいっぱいにしても良いなぁと思いついた。


ゼストを呼んで話をしてゼストは鍛冶屋をやってたんやったら武器しか作れないのか聞いてみる。


ゼストは簡単な物なら作ったりは出来るらしくドワーフは手先が器用なので作る事に関しては得意だと言った。


なのでノアはゼストにシーソーを作らせる事にしてまず天然樹をシーソーの形にカットしてそれを置きたい場所に置いた。


そして手を掴めるように2本ずつ端に金属で持ち手を作って欲しいと頼む。


更に下の土台となる部分の形も伝えて簡単ではあるが一応やる事を与えておいた。


最後にノアのイメージではタイヤの部分がこの世界には無いのでどうしようかとゼストに相談する。


柔らかい素材で跳ねるような物が良いな。


まあ1番の理由は怪我しないように下に降りた勢いを調整する為の物をだと説明した。


ゼストは少し考えてメルトナを呼ぶとメルトナに説明してゼストはスライムの死骸は使えないかと聞いた。


スライムは倒されると核とである魔石と体はゼリーのような物で残るらしくそれは使い道が無くて捨てていくのが普通だがそれを改良して重ねて使えば衝撃を吸収出来るかも知れないとゼストは話した。


ノアはメルトナに今日は休みにしてたけど冒険者稼業するつもりやったんやろ?


奴隷でも冒険者をさせて稼がせる奴もいるらしいしメルトナはまだ冒険者の身分も残ってるから更新するつもりやったやろ?


元々させるつもりやったけど今日行くならついでやからスライムをとってきてとノアは言った。


更に無限収納から薬草を1束取り出してこれで確実に依頼達成やでとそう言ってメルトナに渡しメルトナはそれを受け取りありがとうございますと頭を下げた。


奴隷は主人が行かせてくれなかったら冒険者としての身分が無くなる事もよくある事で解放されてから再発行に掛かる金が払えずに冒険者に戻れない事例もあるからだ。

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