135.変わったご主人様
3人は厨房の端にテーブルを置きそこでご飯を食べていた。
そしてノアの事について話し出す。
色々と突っ込む事が多すぎるが食べながら3人の色々な意見が飛び交っていく。
変わったご主人様だね。
キッカが2人に話すとゼストは変わってるがとても良いご主人だな！と言って笑う。
メルトナも物凄い武器を渡されて焦りましたが奴隷としてじゃ無く普通に生活して家の事をして欲しいと言われましたからね、それにゼストの兄さんも鍛冶やらせて貰えるって僕たちめちゃめちゃ当たりの人に買って貰えましたね。しっかりと働いて返さないと！
そう言ってメルトナは２人に話す。
キッカは毎日仕事終わりは風呂使えってさ。
綺麗な方が良いしやる気も出るだろとさ。
本当に変なご主人様だよ。
3人はそれぞれの意見を言い合って共通しているのは変わっているが良くて変わっていて凄いご主人様と言う事だ。
ノアは目の前の芋とキャベツがゴロゴロと
入った物を見て戸惑いながらも食べ始めた。
意外とイケるな。
味付けは素朴ながら何処か懐かしさを感じさせるような汁料理だった。
後でキッカに聞いてみよう。
トーヤとアベルも美味しそうに食べている。
そして食べ終わるとトーヤとアベルは食器を持って厨房へ向かう。
昨日教えた事を覚えていたようだ。
2人は自分で食べた分は洗ってテーブルの上に置いた。
ノアは洗い場に置いて置いた。
ノア達が厨房へ入ってきた時奴隷の3人はすぐに駆け寄ってきた。
そして洗い物をさせると言うと自分達がやるから置いていて欲しいと言われるが2人は
教育の為だからやらせると言って2人にやらせた。
2人は教えてもらったように一生懸命自分の分は自分で洗い、ノアの分だけは洗ってもらう事になったのだ。
ノアは2人の洗い物を見ながらあの料理はなんて料理なん？
初めて食べたけど結構美味しかったわ！
ノアがそうキッカに聞いてみる。
あれは私の家では良く食べていたんだよ。
簡単だし腹も膨らむしそして材料が安いし手軽だから良く作っていたよ。
出来るのも早いから今回はさっと作らせてもらったんだよ。
との事でキッカの家庭料理みたいだった。
そして2人が洗い終わりリビングで待ってるから食べ終わったら来てもらうように言って厨房から出る。
少しして3人は揃ってリビングへやって来たのでノアから話をする事にする。
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