パンツ乱れる戦国番長物語、ここに始まる。
時は遥か平安。
陰陽師の安倍さんが鬼を封じ込めるための御札が足りなくなってしまい何を血迷ったか自分の褌に呪文を描き、これに鬼を封じ込めた結果、こう言った。『すごく漲る!』
この言い伝えと共に過去の武人達は各々、自らの褌に血文字で家紋を描き死する前に褌に魂を込め、子々孫々に託したのである。
そして時は現代。下着というものも、文明が進みその姿は移り変わる。
パンが大好きな女子高生、葵 千代子 に兄の竹康が託したのは、葵の紋…徳川家康の魂が込められたトランクスだった。
そんな将武パンツ入り乱れる東乱楠高校に、暗雲が立ち込める。
私塾・奮導學院。彼等もまた猛将の魂宿る将武パンツを持ち、攻め入るのだった。
東の東乱楠、西の奮導。
戦国番長物語、学パン!!
時を超えた武将の魂を下着に、新たなる関ヶ原が今、幕を開ける!!!
『ぱんやさんになって、みんなえがおにしたいの!』
将来の夢はパン屋さん……
お父さん、お母さん、クソ兄貴。
千代子はいま、パンツ狩ってます。
初めての投稿作品となります。次回の投稿はかなり遅めになりますが、
丁寧にふざける予定ですので、どうか生暖かい目で、ご覧下さい。