異世界に転移します
神崎 奏 十六歳
レベル1
職業大賢者レベル1 (自身の職種)
副職業未設定 (自身の副業職)
HP1200 (自身のライフポイント〜命を数値化した物)
MP∞ (自身のマジックポイント〜魔力を数値化した物)
STR2400 (自身のパワーの強さを数値化した物)
VIT2200 (自身のスタミナを数値化した物)
DEX5200 (自身の器用さを数値化した物)
AGI12600 (自身の俊敏性を数値化した物)
INT8520 (自身の知力を数値化した物)
LUC100 (自身の運を数値化した物)
スキル
スキル一覧
ユニークスキル
ユニークスキル一覧
加護
神々の加護
称号
奥様方のお人形
お姉様方の癒しの源
オトコの娘
神々の癒し
ぜ*§S↑¥/@#&
奏は基本ステータスを見てみたが小説通りなら恐らくチートと言える強さを持つのだろうが、今から行く異世界はこれが普通なのかも知れないと思い、とりあえずスキルなどを見てみるとスキルとユニークスキルがあり、これも奏は小説で見た事があるので大体は知っているのでとりあえずスキルの一覧と言うと部分を押してみると、様々なスキルがレベルを表すⅩと一緒に大量にスクリーンボードを飛び越え空中に表示されていき奏は驚きステータスボードの一覧を閉じて、次にユニークスキルの一覧を押すとスキルの一覧よりも少なく二百ほど表示されたが、一様すごいのだろうと思いユニークスキルの一覧閉じた
そして次に加護の欄を見るのだが…
「えっと、サティアさん。こんなにも大勢の神の加護って人間一人に容易くあげてもいいんですか?」
「大丈夫です、これも評議会で意義を唱えるものもいませんでしたのでご安心を…あと、奏くんのステータスですがスキルのひとつに《完全隠蔽》と言うスキルがありますので他者に奏くんのステータスは見られる事は一切ありませんのでご安心ください」
そう言い、ソフィアは自然な笑顔で笑いそして、その時窓から優しい日差しがソフィアを照らし、笑顔と日差しが合わさり奏はソフィアが天使ではなく女神に見えた
「…」
「奏くん、どうしましたか?」
「…っ、いや、なんでもありません」
「そうですか、あとスキルのひとつに《アイテムボックス》と言う奏くんの世界のファンタジー小説通りのスキルに神々と天使達からさまざまな魔道具や神具や神器を入れております。それと最後に日本が恋しくなると思われますのでインターネットはさすがに無理でしたが、ユニークスキルのひとつに我々天界の神々と天使達が頑張って法則をねじ曲げて作りました、日本ショップと言う日本の食べ物や調味料、更には物までお取り寄せできるある種日本の物を全て購入できるネットショップがありますので少しは寂しさが和らぐと思います」
「えっと…色々と僕の為にわざわざ法則をねじ曲げてまでありがとうございます、このスキルはありがたいです」
そう言い奏はソフィアと同じく自然に笑顔で言うと、窓の日差しは黄金の様に輝かしくなりそして、奏の笑顔が黄金の日差しに照らされ、奏の後ろには偉大と言えるほどの全知全能と見られる神々が奏を見守るように現れる
「せ、先代様!」
ソフィアはそう言い、机を両手で叩き立つ
「え、なんですかソフィアさん?!」
ソフィアの言動に驚いた奏から笑顔が消え驚いた顔になると全知全能の神は消え黄金の日差しも消えた
「い、いえ、先程何故か先代の最高神様が見えたのでつい驚いただけです」
「ソフィアさんはひれ伏さないんですね良かった〜」
そう言い、奏はほっとする
「え、奏さんどうしてそんなことを?」
「実は、日本にいた時はなせが僕が笑顔になると初見人はみんな何故かひれ伏したり、忠誠を誓ってくる事が多くて大変だったんです…だから、僕にひれ伏さない事が嬉しくてつい」
奏がそう言うとソフィアは「あ〜」と言い話す
「たしかにそうですね、先程奏くんの後ろに全知全能…先代の最高神が幻覚かも知れませんが見えましたから、私は以前ゼウス様が最高神を引き継ぐ前、全知全能様の秘書もやっていましたのであの人は見慣れていますから大丈夫でしょうがさすがに他の神々の天使達からはひれ伏されると思います」
「そうですか…そういう理由で毎回皆は、ひれ伏してたんですね。まぁ、それでも近所の奥様やお姉様方は全く無効でしたけど」
そう言い奏は近所の奥様やお姉様方から逃げる辛いあの日々を思い出し暗い顔をする
「それは…何とも…ご愁傷さまです」
ソフィアは苦笑いをしながらそう言う
「すみません、なんか暗い空気にしちゃって」
「いえ、このくらいあのジジイのわがままに比べれば奏くんの事なんかは嫌に聞こえるとは思いますが全然平気です」
「そうですか…なら、良かったです」
「それと、転移までまだ時間はありますし相談なら私で良ければ聞きますよ」
そう言われ奏は、日頃の悩みや身長の悩み、それして異世界行く事の不安などの相談や異世界の知識などを押してえてもらい、時間は過ぎていき、とうとう転移する時間となった
「それでは、さっき私が入ってきた扉が異世界へ繋ぐ扉になっていますのでそこから行ってください」
「はい…あのソフィアさん!」
「はい、どうしましたか?」
「もし、向こうでお店を開く事になったら…手伝って頂けませんか!」
そう言い、奏は恥ずかしながら伝えると
「はい、喜んで!」
「あ…ありがとうございます、じゃあ入ってきます!」
そう言い別れの挨拶をし、奏は扉を開けて前え進み異世界へと一歩、また1歩進んでいった
「奏くん、待っていますね」
扉が閉まった後、一人の女性がそう言い残して部屋を出た
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「一年はここで生きていける。だから、一年で生活盤を築き上げないと!」
とそう言い大賢者神崎奏の伝説が始まった。