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幻獣ぱれっと!  作者: 橘 猫音
旅立ち(顔見世的なとかいっちゃダメ)
26/26

初任務:移動、発見

「諸君、準備に怠りは無いな? 特にシュウ」


「はぁ? なんで俺名指しなんですか?」


ルーザンマードルから数キロ離れた所にある、原生林。(キャッチ)(ィング)(ポイント)にたどり着いた俺たち、転生小隊4人は、いよいよ、作戦開始を目前に控えていた。


「お前が一番忘れそうだからだ。」


「はあ、忘れてないですよ」


到着してから確認とっても意味ないだろ、と思ったが、言ってもそれこそ意味が無いので言わない。


「さて、それでは行くことにしよう。」


とは言ってもすぐそこなんだけどな、と鳴葉さんは付け足した。


シェンドはいつもの深緑のローブ、ユーはいつもの黒いワンピース


を空音さんが「可愛くしてあげるー」と言って一晩で改造して出来た、フリルのついたゴシック調の服を着ていた。


鳴葉さんは黄緑のシャツの上に緑のショートコートを羽織り、チェックのこれまた緑のスカートを履いていた。いつものワイルドカーキでないところを見ると余裕だからと、ちょっとお洒落して見ただけなのだろうか?


まあ、なんにせよ、ユーも鳴葉さんも、何時もの服と違うが、新鮮で、なんていうか、良い。


きっと、二人とも洋装店にでも行ったら、店員に引きとめられて中々店から出てこれないだろう。


それにしてもこないだの鳴葉さんのゴスロリ服もよかったな。


ユーみたいな幼い容貌でないとゴスロリは似合わないと思っていたが、それは大いに間違いだったらしい。


それにしても空音さんは何処であんな 豊富なコスプレを手に入れているのだろうか?


それと、やっぱり…家で着たりしているのだろうか?


「ほら、彼処だ、標的確認、各自戦闘配備に付け」


どうやら、脳内で悶々してる間に標的を発見したようだ。


鳴葉さんの目線の先、やはり本でみるのと実物を見るのではあまりに違う


緑色の、沼色斑点の、大ガマガエル、『ライルバイソア』が池の畔に佇んでいた。

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