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月齢  作者: めー
5/7

衝撃

露骨な描写がありますので、お気をつけください。

彼が、2人の場所と言ってくれた場所。


たいせつな時間。

 

だけど、その時間も、仕事というモノが引き裂こうとしている。


最初は、お金が欲しかった。

街を歩いてたらスカウトされた。

「いいアルバイトがあるよ。」


それは完全に裏社会だった。



ーーーーー行きたくなかった。

だけど、行かないといけない。



「ここは星がとっても綺麗に見えるよ。今度一緒にまた星を見よう。」



見れないかもしれない。

もう星を、一緒に、


そして顔をあげたら、彼の顔が近づいてきた。


やさしいキス。


その後しばらくは、そこでずっと抱きしめられていた。





「なんで、いっつも悲しそうなの。」


その言葉が、沈黙を破った。



「ごめん。」


私は、言えなかった。


「バイトあるから・・・ありがとう。バイバイ。」


それだけ言って部屋を出た。


抑えきれない感情が頬を粒になって零れてゆく。


その日の仕事は、うまくいかなかった。

お客さんを満足させることができず、店長から怒られっぱなしだった。


「まさか、男ができたんじゃないだろうな。」


男?

好きな人なら、いるよ。

誰よりも、輝いている・・・・


そういうこと、言えるハズ無い。

「大丈夫です・・・」


それだけ言って、あがった。


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