ウミウシが好きな普通の女の子、志宇野美海でございます。
「ウミウシが好きな普通の女の子、志宇野美海でございます」
これが私の自己紹介だ。“志宇野美海“という名前は、「ウミウシ」→「海の牛」→(逆から読んで)「しうのみう」に当て字をしたものだ。
いろいろな当て字案があったが、この漢字の組み合わせが一番しっくりきた。あと姓名判断的に運勢がよさそうだった。
そう、困ったことに、私の自己紹介、特に中身がないのだ。
ウミウシが好きなこと以外の情報がほとんどない。
その割に別にウミウシの話を雑談でこすりまくってるわけでもない。
というか、配信をみてくださっている方々は特に、私がそんなにウミウシという生き物に詳しくないということをご存知だろう。リスナーの方に教えてもらって初めて知った情報がどれほどあるか。
それでも私は「ウミウシが好きな普通の女の子」キャラクターであることに拘りたかった。
私がインターネットの海で生き残るにはウミウシの愛嬌が必要だと考えたのだ。その経緯について、今日は語ろうと思う。
Q1.なぜウミウシにハマった?
A.理科室の前にあった図鑑がきっかけ。
私は子どものときは熱狂的な理科ヲタクだった。そういう子どもにとって図鑑は好奇心と想像力を搔き立ててくれる最高の対話相手である。
「美しい世界」が好きな子どもだった。(今でも変わらないが)図鑑はいつも私の世界を広げ、新しい美的感覚を与えてくれた。ミクロの小さな世界の不思議、宝石のような元素図鑑、舞台衣装を華やかに彩るビジュー・レースのような、銀河や星雲など。
私は慢心していた。もうほとんど学校にあるような図鑑は読み漁っているだろう、と。そんな私に衝撃を与えたのがウミウシの図鑑だった。もうタイトルや著者名も覚えていない。薄い図鑑で、一瞬で読みきってしまったことだけは覚えている。そのウミウシ図鑑を片手に大量のウミウシをノートにスケッチした。絵を描くことが大っ嫌いだった私の心を、大きく突き動かした。
Q2.ウミウシをアイデンティティにしたきっかけは?
A.ウミウシのように生きていきたいと思ったから。
衝撃的な生き物だった。色のついたナメクジのような見た目。でも、ナメクジっぽくないのも多い。貝を背負っていたり、レタスみたいだったり。卵は派手なフリルやレースのようだ。
ゴスロリ系ファッション誌をみたときの衝撃に似ている。とんでもない世界を知ってしまったと衝撃を受けたのを今でも覚えている。
それまでの私の常識では、生き物は基本的に保護色を使い自然と調和するようなカラーリングに自然となると考えていた。特に弱い生き物であればあるほどその傾向は強くなる。
なんだか、人間みたいだ、なんて、カエルの図鑑の保護色のページを読みながら考えていた。そのとき私はお母さんに選んでもらった「普通」のワンピースを着ていた。まったく自分の好みの服ではない、「普通」の服は店員さんに褒めてもらったり、習い事の先生に褒めてもらったりすることもよくあった。嬉しさではにかむものの、どこか違和感を抱えていた。
でもゴスロリ系ファッションはそうではない。色の組み合わせも、着こなし方も、自由で、「どうみられるか」より先に「どうなりたいか」が先行している。田舎出身の私は、本のなかぐらいでしかそういうファッションに出会えなかったけど、いつか大人になったら、そういうファッションをこの目で確かめたいと思っていたのだった。母親には鼻で笑われたが。
私にとって、ウミウシはそういうゴスロリ的側面があると思う。そして、それは私のVtuberとしての生き様にも通じる部分がある。
シルエットはナメクジ。なのに、めちゃくちゃ派手。もともとは毒ももたない弱い生き物。でも餌によって後天的に毒を獲得する。そうしてどんどん色も派手になっていく。生まれもった「私らしさ」をかなぐり捨てでも、なりたい「私」を選択していく。そんなVtuberに私はなりたい。ウミウシみたいに。
Q3.ウミウシ推しポイントは?
A.見た目以外なら大きく分けて二つ。
①生態
ウミウシというのは大抵毒をもっているのだが、その毒は生まれ持ってのものではない。赤ちゃんウミウシ(正確にはベリジャー幼体という言い方をするらしい)は、毒をもっていないが、カイメンなどのエサを摂取することでその毒が蓄えられるのだ。この毒は卵を守るためにもつかわれるため、卵もめちゃくちゃ派手な色をしているが魚などに食べられることはほぼない。
②雌雄同体とかいう性のあり方
これも当時衝撃だった。生物学的にいいのか!?そんな生き物が存在して!ルシファーじゃあるまいし!どんだけヲタク(私)を喜ばせれば気が済むんだ!ウミウシ!
中二病心をくすぐる設定すぎないか?ウミウシ。
毒使いのキャラ設定ってだけなんかそそられる。
東方projectのメディスン・メランコリーとか、胡蝶しのぶとか。ヲタクそういうの好き好き大好きドラゴン。
そのうえに雌雄同体とかいう性概念よ。もう、NLだろうがBLだろうが、百合だろうが何をしてもいいわけだ。すごい。ほんとにすごいね(語彙力)
……はあ、はあ。ここまで一気に書いたので少々疲れました(笑)
一応そこそこの熱量をもってウミウシという存在にあこがれている、そんな内面を少しでもお伝えできていればうれしいです。あ、待って引かないで……。
ちなみにウミウシは飼育が大変難しい生き物です。ですから私も飼ったことがありませんし、多分これからもないです。
だから、2次元の世界ぐらいではウミウシとコラボしたいです。FA待ってます。(露骨なFA稼ぎ)
余談
ちなみに私がみなさんの前にお見せしている姿は、白に黄色のドットのフリルワンピースに、紫のアクセントカラーが特徴的だと思うが、これは「コモンウミウシ」をモチーフにしている。
本来「コモンウミウシ」の「コモン」は「小紋」が由来だとされている。
けれど私はこれを common=「一般の」「普通の」と勝手に解釈して、「普通の」ウミウシが好きな女の子を名乗らせてもらっている。
別に知らなくてもいいことではあるが。
最後まで読んでくださりありがとうございます。いつか配信でお会いしましょう。




