表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/9

王の回想



 からすの王は玉座に着き、天空を見上げた。始まりは何億年も前に遡る。

 神嶋樹かみしまいつきの先祖は、その村の長だった。

 しくも彼と同じ、イツキという名前を持っていた。





 それは、王がまだ力なき者だった頃。


 若き村長は、王にとって唯一無二の親友だった。




 やがて時間の波は激流に乗り、二人の関係は歪みを生じだす。



 イツキは幼き王を庇った罪で投獄される。


(呪われろ、愚かな人間たち。呪われろ。呪われろ。)


 王の精神こころを闇が侵食する。




 イツキもまた、閉ざされた牢獄の中でもがき苦しんでいた。




 からすと呼ばれる死神を、人々は錯乱さくらんするほどにおそれれていたのだ。




 やがてイツキは 王を欺き、弓矢でその胸を射る。


 嵌められた事に気付いた頃、王は既に死んでいた。






「美しい…。」

 王の目に映っていたのは、血を溶かしたかのように赤く染まった海。

 王の精神こころは、酷く渇いていた。



 欲しい物は、生涯の盟友とも

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ