蒼依にも恋が⁉︎
風間とYRが恋の話で盛り上がっている時、古今東西では……
「風間、君今日告白されたよね?」
「あー。3組の石垣さんでしょ?」
「え?颯斗告白されてたんだ……結果は?」
「振ってたよ。」
「よかった…」
「蒼依って風間君のこと好きなの?」
「夏那知らなかったの?」
「うん。渚と花梨は知ってたの?」
「結構恋バナしてたし。花梨もそうだよね?」
「うん。夏那知らなかったんだ。」
「初めて聞いたよ。」
「まぁ夏那は恋愛とか疎いしね。」
「そう…相談しなくてごめんね。」
「全然いいよ。疎いのは事実だし。」
「疎いのにモテるのはずるいよなぁ。」
「昨日も池尾君に告白されてたじゃん。」
「まぁ振ったけどね。」
「私も告白されたいなぁ。」
「そんないいものじゃないよ。」
「まぁ夏那は恋とか今は別にいいからね。」
「話戻すけど今後は夏那にも話していくことにするよ。」
「ありがとう。何も役に立てないと思うけどよろしく。」
渚や花梨と別れて二人きりになった。
「私は知らないから聞くけど蒼依はなんで颯斗のことが好きなの?」
「イケメンなのはみんな知ってるけど、私がもっと好きなのは颯斗はムードメーカーで何事にも一所懸命することかな?」
「幼馴染なんだっけ?」
「そうだね。」
「なんで告白はしないの?」
「もし振られた時に幼馴染の関係が崩れたらいやじゃん?」
「まぁそうだね。」
「夏那にお願いがあるんだけど…」
内緒の話をしてその日の話は終わった。
翌日
「どうした。二人揃って頭抱えて…」
「本人にバレたらいけないかもしれないけど私蒼依に颯斗に好きな人がいるかとかいない場合どんなタイプなのか聞いて欲しいって言われて…」
「夏那さんそれってマジ?俺も蒼依さんに好きな人いるのか聞けって言われたんだよ。」
「ちょっと待って。二人って両想いじゃん。」
「確かに。お互いなんて伝えればいいんだろ?」
「YRに颯斗は蒼依の好きなところ言ってなかった?」
「言ってたわ。」
「じゃあ好きなことろをざっくりタイプだって伝えるのはどう?」
「渚ナイスアイデア‼︎」
「渚さん流石です‼︎」
そしてお互いに伝えた。
「蒼依さんの好きなタイプはムードメーカーで一生懸命するような人らしい。」
「颯斗の好きなタイプは可愛い頑張り屋さんらしいよ。」
お互いに伝えたが、返ってきた反応は違うかった。
「俺違うかも…」
「私違うかも…」
そして夏那と亮悟は思った。
「なぜそうなる⁉︎」