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青春夏想  作者: 螢火
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部活動で輝きたい

今日は体育があり体力テストだ。俺からしたら活躍できるチャンス!西河さんに少しでもかっこいいところを見せなくてはと思うとやる気出てきた。彼女は説明したように運動神経抜群であり体力テストの成績も良い。去年余裕で Aランクには入っていたらしい。ちなみに俺はBランクだった。

「西河さんを見たい…でも競技に集中しないてかっこいいと思われたい……どうすればいいんだー。」

内心の葛藤は大きかった。体力テストでも外で50m走とハンドボール投げを行う。まず男子はハンドボール投げ、女子は50m走を行い後に交代する。最初に練習を少しだけした後にいざ本番。

「真剣にするんだ俺…今年こそaランクになるために…」

 一投目の合図がなり投げた結果は26mとまぁまぁだった。

「二投目でもう少し距離を伸ばす。」

 そう意気込み二投目の合図がなり投げようとした瞬間目線の先には50mを走り終えた西河さんが見えた。

「西河さん美しい。まずい集中するところが西河さんに…」

 となり23mと記録が下がってしまった。

「完全にやからした……」

 ショックのまま50m走に向かった。

 先生の説明を聞きながら少しずつ切り替えていった。そして50mの本番が始まった。

「ハンドボール投げの分はここで取り返す‼︎」

 一本勝負全力で走った。

「6.9秒」

「よっしゃー‼︎」

 内心で叫んだ。疲れながら歩いていると夏那さんのハンドボール投げを見た記録は15くらい。女子では結構飛んでるんじゃないかと思った。そして授業は終わった。休み時間に入り、スマホを触っていると隣から話し声が聞こえてきた。

「ねぇねぇ体力テストどうだった。」

「ハンドボールはあんまりでしたが、50m走は良かったです。」

「でも山本君ってハンドボール投げ結構遠くまで投げてたよね?ハンドボール投げってどうしたら結構遠くまでいけるの?教えて欲しいんだけど。」

「西河さんも結構投げてた方ではないですか?」

「渚に負けたんだよね。50m走とで1勝1敗。」

「ハンドボール投げはやはり肩とかじゃないのかな?」

「そうだよね…鍛えないと。」

「西河さんでももっと高みを目指してるんだな。俺も頑張らないと。」室内競技はもっと気合を入れて取り組んだ。

最終的に西河さんは東海さんに合計で勝ったそう。

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