へーそこまで分かるんだ
アニメを見ていたら超越者の集会に行く気が出てきたので電話で行く意志を伝える。、、、決して異能力系のアニメを見て興奮しちゃって面白そうだから行くなんて事ではないんだからな!
(、、、それにしても異能力か、、、魔法とかでは無さそうだけどどうなんだ?)
色々と考えている内にあっという間に言われていた日が来てしまい俺はとりあえず指定された場所に行ってみた。
すると俺の実力が見たいと言われてしまった。俺も異能力を見てみたかったので了承する。
『笹木さんの実力を見たいので誰か戦ってくださる超越者の方はいらっしゃいますか?』
(1番弱い人来てくれ!あんまり強い人を倒しちゃったりするとめんどくさい事になりそうだし)
『私が戦います』
そう言って1人の女性が入ってきた。
『貴方様が直接戦うのですか!?』
スタッフさんがとても驚いた様子になっていた。まぁとりあえず適当に異能とやらを見てから負けるか。そう思っているとどうやら戦いが始まるようだ。とりあえず闘気を纏っとくか。
『では開始します!初め!』
『はぁ!』
どうやら女の人は電撃系の能力者なようだ。身体に電気を纏って俺に蹴りを放ってきたが生憎その程度ではただ垂れ流されてる闘気すら破れないけどね。
(へーこれが異能か。魔法とも権能とも違う完全に新しい力だ。やっぱりオタクとしては気になるんだよなー)
そんな事を考えている間にも女の子は俺に攻撃してはいるが俺の闘気を突破出来ないようで俺に何のダメージも与えられていない。
『はっ!!!これならどうよ!?、、、なっ!?傷1つ付いてない!?、、、私の負けよ。とんでもない新人が来たものね』
異能を観察してたら女の人が渾身の蹴りかなんかを叩き込んだが闘気を破れなかったみたいで、何時の間にか終わってしまった。
『これならみんな文句は無いでしょ!』
『認めませんわ!!!お姉様があんな男なんかに負けるわけありませんわ!』
急に俺が戦ってた女の人をお姉様と呼ぶこれまた女の子が文句を付けてきた。
『そんな事言われても、、、あっ!そうだ、アイ、どうだった』
アイと呼ばれた男は何らかの鑑定か何かの能力を持っているようで戦いの間ずっと何かをしながら俺達の戦いを見ていた。
『私が見た所彼は異能を一切使っていませんよ』
『は?そんな訳ないでしょ!異能も使わずお姉様の攻撃を防げる訳ないでしょ!どうせ身体能力強化とか防御系の能力でしょ!』
『いや、、、私が見た所彼には能力何てものは無いようだ。彼が彼女の攻撃を防いだのに技術だとかのものは見えなかったからおそらく漫画とかにある闘気とか呼ばれるもののようだ』
へーそこまで分かるんだ。