超越者の大会
異能力測定をした日の夜に電話が掛かってきた。
『笹木諒真さんの携帯で合ってますか?』
『はい。合ってます』
『早速ですが近日中に規格外の能力者達の集まりである超越者達の序列を更新する為の集会が有るんですが笹木さんにも参加して頂きたいんです』
家に帰ってから色々調べて見ると色々な事が分かった。
まず、異能が現れ始めたのは50年前のようだった。
そして超越者とは異能力者の中でも核爆弾に匹敵する程の戦力を持つ者達で構成されていて。日本に7人しか存在しないらしく治外法権すらも与えられているようだ。
『超越者さん達の集会に参加だなんて恐れ多いですよ!』
(ちょっと違うとはいえせっかく地球に帰って来れたんだから普通にアニメとか漫画を見て暮らしたいんだよな〜)
『いえ上に確認を取った所笹木さんも充分超越者足り得るという判断でしたのでそれを確かめる為にもご参加くださいますようお願い致します』
『、、、とりあえず聞きたいのがあんまり何時間も拘束されないですよね?』
『はい。超越者の中には忙しい方もいらっしゃるのであんまり時間は取らせません』
『少し考えさせてください』
『分かりました。良い連絡をお待ちしています』
そう言って電話が切れた。はぁ〜どうしようかな。
とりあえずアニメ見ながら考えるか!
前回の闘気に関する説明です。
闘気とは主人公が転移した世界での基本技能で魔法使い等はあまり使わないが戦士達は絶対に使う物でその効果は身体能力の向上の他にも外傷から守ったり武器に纏わせて威力と強度を上げたりする。基本的に誰でも使える代わりに奥が深く、神レベルとなると身体に纏うだけで半端な攻撃では傷1つ付かなくなる。