表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/17

プロローグ3

まだまだ、まだまだです。

「ところで、DPはどのくらいになったろうか」

「わりと増えてますね。10万は超えています」

「じゃあ、10回分を1回やってみたいんだけど。今いるユニットを強化してあげたいし」

「そうですね、いいじゃないでしょうか。合成カードが多く入っているといいんですが」


目の前にガチャ箱が出てきた。

なんか、今までにない雰囲気をまとっているのは気のせいだろうか?


「よし、行くぞ」


今までと同じように、右腕をぐるぐると振り回して10回ボタンを押そうとした。

そのとき、振り回していた腕がガチャ箱にあたってずれてしまった。


「「あっ」」


勢いそのままで、押しに行った指は100回ボタンを押していた。


■コボルド F

■コボルド F

■コボルド F

■コボルド F

■コボルドファイター E

■コボルドファイター E

■コボルドファイター E

■コボルドファイター E

■コボルドソルジャー E

■コボルドソルジャー E

■コボルドソルジャー E

■コボルドソルジャー E

■コボルドコマンド D

■コボルドコマンド D

■ゴブリン F

■ゴブリン F

■ゴブリン F

■ゴブリン F

■ゴブリン F

■ゴブリン F

■ゴブリン F

■ゴブリン F

■ゴブリン F

■ゴブリン F

■ゴブリンメイジ E

■ゴブリンメイジ E

■ゴブリンメイジ E

■ゴブリンメイジ E

■ゴブリンソード E

■ゴブリンソード E

■ゴブリンソード E

■ゴブリンソード E

■ゴブリンコマンド D

■ゴブリンコマンド D

■ゴブリンコマンド D

■ゴブリンコマンド D

■バンパイアバット F

■バンパイアバット F

■バンパイアバット F

■バンパイアバット F

■バンパイアバット F

■バンパイアバット F

■ポルターガイスト F

■ポルターガイスト F

■ポルターガイスト F

■ポルターガイスト F

■オーガ E

■オーガ E

■オーガ E

■オーガ E

■オーガ E

■オーガ E

■オーガ E

■オーガ E

■サイクロプス D

■サイクロプス D

■サイクロプス D

■サイクロプス D

■ガーゴイル E

■ガーゴイル E

■ガーゴイル E

■ガーゴイル E

■ガーゴイル E

■ガーゴイル E

■ダストデーモン E

■ダストデーモン E

■サキュバス E

■サキュバス E

■サキュバス E

■サキュバス E

■サキュバスクイーン D

■サキュバスクイーン D

■クロコダイル E

■クロコダイル E

■クロコダイル E

■クロコダイル E

■クロコダイル E

■クロコダイル E

■クロコダイル E

■合成 

■合成

■合成

■合成 

■合成

■合成

■合成

■合成

■合成

■合成

■合成

■合成

■合成

■合成 

■合成

■合成

■合成 

■合成

■合成

■合成 

■合成

■合成

■進化 +1

■進化 +1

■進化 +1

■進化 +1

■進化 +1

■進化 +1

■進化 +1

■進化 +1

■進化 +1

■進化 +1

■進化 +1

■進化 +1

■進化 +1

■進化 +3


そこには、気まずい空気が流れていた。


「合成のカードが割とありましたね」

「そだね」

「手薄だったコボルドに厚みがでるようになりましたね」

「そだね」

「悪魔系にも補強できるようになりましたね」

「そだね」

「………当分は自重しましょうか。ストックばかり多くなっても仕方がありませんし」

「そだね」

「ゴブリンたちと最初にあたるコボルドを強化しましょうか?」

「そうしようか」


以前からいたコボルドが8。

今回引いたのが、ノーマルが4、ソルジャーが4、ファイターが4、コマンドが2。

オルトロスの下にノーマル×4を置いて、コマンドを頭にソルジャーとファイターを各2、ノーマルを4を2隊とした。

ポルターガイストを配置して、ゴブリンたちの動きを封じれたら、楽になるだろう。

ゴブリンシリーズは、ゴブリン9体を合成してゴブリン+1 Fとした。

ほかのゴブリンシリーズも強化しようとしたけど、それよりも経験を積ませて進化させたほうがいいだろうと、そのままにした。

ゴブリンコマンドが4体あったので、草原設定ということもあり、4隊編成にして配置しなおした。

砦あとに1隊、それを囲むように3隊を円周上に。

階段に近いところに、アーチャーをまとめて配置した。

第3階層までの侵入はないものと思うけど、悪魔系のユニットをまとめて配置した。


結果、編成は次のようになった。

第1階層

■アイスオルトロス(エルス アルス) B

■コボルド F ■コボルド F ■コボルド F ■コボルド F


■コボルドコマンド D

■コボルドソルジャー E ■コボルドソルジャー E

■コボルドファイター E ■コボルドファイター E

■コボルド F ■コボルド F ■コボルド F ■コボルド F


■コボルドコマンド D

■コボルドソルジャー E ■コボルドソルジャー E

■コボルドファイター E ■コボルドファイター E

■コボルド F ■コボルド F ■コボルド F ■コボルド F


■ポルターガイスト F ■ポルターガイスト F ■ポルターガイスト F ■ポルターガイスト F ■ポルターガイスト F ■ポルターガイスト F


第2階層

■ゴブリンコマンド D

■ゴブリンメイジ E

■ゴブリンソード E

■ゴブリンアーチャー E ■ゴブリンアーチャー E

■ゴブリン+1 F ■ゴブリン+1 F ■ゴブリン+1 F


■ゴブリンコマンド D

■ゴブリンソード E ■ゴブリンソード E

■ゴブリンメイジ E

■ゴブリン+1 F ■ゴブリン+1 F


■ゴブリンコマンド D

■ゴブリンソード E

■ゴブリンメイジ E ■ゴブリンメイジ E

■ゴブリン+1 F ■ゴブリン+1 F


■ゴブリンコマンド D

■ゴブリンソード E

■ゴブリンメイジ E ■ゴブリンメイジ E

■ゴブリン+1 F ■ゴブリン+1 F 


第3階層

■レッサーデーモン(ユリウス) B

■バンパイアバット F ■バンパイアバット F ■バンパイアバット F ■バンパイアバット F ■バンパイアバット F ■バンパイアバット F ■バンパイアバット F ■バンパイアバット F

■ダストデーモン E ■ダストデーモン E

■サキュバス E ■サキュバス E ■サキュバス E ■サキュバス E

■サキュバスクイーン D ■サキュバスクイーン D

■ガーゴイル E ■ガーゴイル E ■ガーゴイル E ■ガーゴイル E ■ガーゴイル E ■ガーゴイル E


たった3階層しかないダンジョンなのに、戦力としては過剰なのだろうか?


「このこれだけのユニットがあれば、十分な戦力かな?」

「Dクラスまでの魔物までなら、手持ちも含めて十分な戦力といえると思います」

「ということは、まだまだ揃えないといけないということか?」

「いえ、ダンジョンの深層化が有効です。深層に行けばガチャ箱から出るカードも強力なユニットが出てきますから」

「なるほど、ゴブリンを2回ほど削ったら、少し階層を増やそうか」

「そうですね、第5階層まで増やしてもいいかもしれません。大所帯になりかねませんから」

「じゃあ、ゴブリン討伐を始めようか」


操作盤を出すと、アイスオルトロスのカードに触れる。


「エルス、アルス。聞こえるか?」

<<聞こえるよ>>

「侵攻を始めてくれ。目標の撃破数は200だ」

<<わかった>>


モニターを見ると、迷路につながる穴にアイスオルトロスを先頭に順序良く入っていく姿があった。

操作盤を見ると、迷路の中で3方向に分かれていくのが読み取れる。

ポルターガイストはというと、適当に移動しているように見える。

先行して先制してもらうに越したことはないが、なかなかうまくいかないものだな。

そうしているうちに、アイスオルトロスが敵に接触したらしい。

ゴブリンを示す赤い点が、少しずつ消えていく。

モニターに目をやると、なんの備えもしていなかったゴブリン側がパニックになっているようだった。

ほかの隊も接触したらしく、赤い点が消えていく。

同じようにパニックしているようだ。

コボルドたちが制圧しているところを越えて、ポルターガイストたちが位置取りしている。

逃がさないよう、介入させないように張り込んでいるんだろう。

なるほど、確実に削っていこうという考えか。

逃げ出そうとしているゴブリンに2体のポルターガイストが取り囲んで動けなくしている。

そこをコボルドファイターがとどめを刺していく。

いわば奇襲なのだ。

うまくいかなければ、よほど弱いことになる。

ゴブリンたちの小さなコロニーを15ほどつぶしたところで、アイスオルトロスたちは退き始めた。

アイスオルトロスのカードに触れる。


「終わったのかい?」

<<終わった。200をすこし超えたので退くことにした>>

「お疲れさま。草原までもどったら、穴の見張りをよろしくね」

<ポルターガイストを迷路側に残しておくから、大丈夫だ>


そう話したのはエルスか。

頭がいいな、こいつら。


そうして、それから3回ほど間引きを行うことができた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ