流離いの男
大江戸連合討伐に向かった蟹造、一息つくため茶屋に腰をおろしていた。
蟹造「ふう、結構歩いたな。おーい、お茶!」
茶屋「はいどうぞ。」
ゴクゴク
蟹造「ところで親父、いくら貰ってんの?」
茶屋「はい、一杯二銭頂戴しております!」
蟹造「...まあいいや!そんなことより俺今から大江戸連合とかいうやつら片付けに行くんだけどさ、凄くない?」
茶屋「大江戸連合ですか!危険ですよ、相手は集団ですし。」
蟹造「ねぇ、俺を誰だと思ってんの?天下無双の傾奇者、西川蟹造とは俺のことよぉ!だはははは」
茶屋「はっはは...それは気が付きませんで。」
蟹造「じゃあ、親父、もう行くわ!で、いくら貰ってんの?」
茶屋「二銭でございます。」
蟹造は二銭払うと茶屋を後にする。大江戸連合のアジトはもう間近に迫っていた。
その頃、野猿の助は人気のない場所でお銀に襲い掛かろうとしていた!
野猿の助「きききぃっ!命まで取りゃしねえよ、へへへ‼」
お銀「うふふ、死ぬのはあんたの方よ❗」
野猿の助「何!」
お銀「助けて‼弥八さーん‼」
しゅるるるるっ
ドスッ❗
どこからともなく野猿の助目掛けて風車が飛んでく来た!それをかわす野猿の助!
野猿の助「他にも仲間がいたのか!」
お銀「弥八さん、来てくれたのね❤」
木陰から男が現れた!格好は若いがどうやら初老の男である。
その男が野猿の助とお銀の間に割って入った!
弥八「お嬢、無事ですかい!この弥八が来たからにはもう安心なすって‼」(ふ、決まったな)
お銀「素敵よ、弥八さん!助けに来てくれてありがとう❤」(あー助かったぁ。この親父見た目に似合わず結構強いのよね!ちょっとおだてればあたしの為に体張ってくれるから利用しない手は無いわね‼)
野猿の助「ききっ!無駄なことを」
突如としてお銀救出に駆けつけた男、弥八!この男の実力は?
そして蟹造は大江戸連合にたどり着けたのか?




