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剣豪伝Ⅱ  作者: 苦痛笑虫
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御前試合!

代官屋敷に集結した七人侍。謎の剣豪の正体は河上げんざい、かつての高柳の弟子だと言うことが発覚、その討伐は高柳に決まった!思いもそれぞれに帰路に立とうとしたその時、屋敷外壁に立つ謎の三人組が現れた!


謎の声「がははは❗」


代官「何者じゃ‼」


宍戸「奴か?」


三人組は外壁から飛び降りると七人侍の元に近付いて来る!三人の一人はあの河上げんざいであった。


河上「ふふふ、また会えて光栄ですよ、代官様。それに懐かしい顔が一つ。」


代官「貴様、いつからそこにいた?」


河上「初めからですよ。話も全て聴かせてもらいました。」


河上「今日は宣戦布告を兼ねて私の仲間を紹介しようと思いましてね!この二人は代官様お抱えのそこの七人侍にもひけをとらぬ達人達、是非お目にかけて戴きたいと思いましてね。」


河上の後ろには二人の男が立っている。一人は屈強な大男、もう一人は細身の小男である。


大男「がははは‼俺は西川蟹造!天下御免の傾奇者よ‼」


小男「きききぃっ!俺はある人斬りの怨念にとりつかれた農民剣士、野猿の助!キヒヒ、復讐の力は恐ろしいぞ!」


河上「そして申し遅れました。皆さんはもうご存知でしょうが、私が河上げんざい、またの名を人斬り抜刀斎と申します!」


堀部「やはりお主か...。」


岡田「知っているのか?この男を!」


堀部「人斬り抜刀斎、見た技を即真似る事が出来ると言う天才剣士。この男に狙われて生きている者無しと恐れられている伝説の剣豪がいると聞いた事がある!」


岡田「堀部、あんたはどう見る!この男を!」


堀部「他の二人はさておき、あの河上という男かなりの手練れ、遠山殿の件、信じるに値する!」


河上「挨拶はこの辺にして。今日は代官様に提案がございまして、七人侍を任命する際に行われる代官御前試合!この試合を開いて下さいませんか?」


代官「御前試合だと?一体どういうつもりだ!」


河上「何!簡単なこと、言った筈ですよ。私は私の最強を証明したいと!それをこの御前試合で証明したいだけですよ。それにそちらにも好都合では有りませんか?わざわざ私から出向くと言うんですから!」


代官「ぬぅ、確かに一理あるか?このままこう言うやからを野放しにしていてはこの日本は無法地帯になってしまう‼それに河上を討ち取る絶好の機会!逃すては無いぞ。」


代官「良かろう、日取りは7日後だ!」


河上「ただし❗」


一同❗


河上「ルールはこちらが決めさせて貰う!」


代官「何!」


河上「御前試合は本来勝ち上がり式だが今回それでは意味がない。そこで勝ち抜き式にする!こちらは今三人だが試合の日までにあと二人探して来ることにしよう。つまり、こちらの五名とそちらの五名が一人ずつ戦い最後に一人でも残った方を勝利とする。」


代官「もし、万が一にも負けられん訳か!だがこちらにも堀部がおる。それに七人侍は全国の最強剣豪を集めた武力集団じゃ、万が一などありはせん!」


代官「良かろう、御前試合は五名対五名の勝ち抜き戦!日は7日後!」


河上「おっと忘れていた!試合は全て真剣勝負、参ったなど考えん事ですな!」


代官「そんな、斬りあいを‼」


笹本「代官どん!安心するぜよ。こちらからの一人目はわしじゃき!わし一人で全員撃ち殺してしまいぜよ。」


河上「くくっ、そいつは頼もしい!是非そうなって欲しいものだな!では一週間後またここでお会いしましょう!」


河上は高柳に軽く目配せすると他の二人と共に姿を消した。

代官御前試合開催まであと7日。

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