時代は拳銃
代官に河上げんざい討伐を命じられた高柳。しかしそれを不服と一人の男が躍り出た!
笹本ろうまである。
笹本「高柳どん。先ほどの無礼申し訳なかったぜよ。だけんど河上はわしに任せてもらうぜよ!敵は聞くところによるとかなりの剣豪じゃ、刀と刀、ぶつかればどう転ぶかは時の運ときちょる。」
高柳「何が言いたいのだ?」
笹本「わしは棒切れ振り回す時代は既に前時代的な考えじゃと思うちょる。時代は今この拳銃が作って行くことになるとわしはふんじょる。」
高柳「笹本殿は剣を棄てられたか?」
笹本「ああ捨てた!これからの時代新たなものを受け入れ取り込む、柔軟さが今の日本の武士の目指すところじゃとわしはふんじょるき。新しい物を取り込むちゅうことは古い何かを捨てるということぜよ、高柳どん」
高柳「私は剣を捨てる事など出来ん!私はこれから先も自分の剣を信じたい。」
笹本「げにまっこと強き武士は時代の波に上手くのれる柔軟さが必要じゃき、悪しきはその古い考えじゃ高柳どん。新時代の波に呑み込まれていくおまんを見たくないんじゃ!時代を変えないかんぜよ‼」
高柳「笹本殿の忠告は有り難いがこれは私が解決しなければならぬ私の責任。私は剣に生かされている、ならば死ぬときは剣に殺される。これが私の信じる剣の道!譲る気はござらん。」
宍戸「私も高柳殿と同感だな。誰もが皆、笹本殿の様に信じてきた物を捨て去る事など出来んよ。」
笹本「強情な奴ばかりじゃ。だけんどそれくらいおまんに死んで欲しくないと言うことじゃき、高柳どん!」
高柳「笹本殿...」
代官「では改めて高柳に河上げんざい討伐を命じる!」
謎の剣豪、河上げんざい討伐は高柳またろうに決まった!しかし全国でのろしをあげた剣豪達がまだ迫っていることを誰も知らなかったのだった。




