夜桜は静かに散る!
代官屋敷に突如現れた謎の男は七人侍の遠山と今まさに一戦交えようとしていた。
お互い刀を抜くと間合いを詰める!
先に動いたのは遠山‼中段の構えから回転斬りの連続技を繰り出した。
遠山「遊び斬り回転乱舞百連‼」
数多の剣豪を薙ぎ倒した銀さんの最強技‼
がぎんっ
しかしそれを余裕で受け止める謎の男。
謎の男「ふははは、その程度の回転力で乱舞とは片腹痛い!」
遠山「何だと!馬鹿な‼」
謎の男「回転乱舞とはこう言う物を言うのだ!」
謎の男は素早く身を引くと刀を掌で縦に回転させると音速で遠山に斬りかかった!
謎の男「回転乱舞、風車。」
チャリキンッ
中を舞う遠山の刀‼
遠山「何!その技は高柳殿の技‼何故それを!」
謎の男はそのまま遠山には目もくれず代官の元に駆け寄ると代官の首元に刀を突き付けた!
代官「ぐっ」
遠山「代官様!」
謎の男「ははは、代官討ち取ったり。」
遠山「待て、落ち着け‼」
謎の男「安心しろ、鼻からこの男を殺すつもりなど無いわ!今日はほんの挨拶代わりだ、大体この男を殺してなんになる?」
そう言うと謎の男は代官から刀を引くと外に飛び出した。
代官「待てえ!そなたの望みはなんだ!何が目的じゃ?」
謎の男「決まっているだろう、最強の証明。俺の最強をな‼また日を改めて合間見えましょう、ふははは」
謎の男は夜の闇に消えていった。肩を落とす代官。しかしそこには遠山の姿はない。
代官「そうか、逝くか...。」
この日、この夜、また一人七人侍の一人がこの世を去った。情に生き義理に厚い漢、遠山の銀さん、またの名を遊び斬りの銀さんこと遠山銀八!切腹。
53歳だった。




