新風此処に有り!散るか?桜吹雪
剣豪伝の続きです。主人公が死んでしまったので改めてスタートします。しょぼいですが読んで頂けたら幸いです。宜しくお願いします。
農民出身の身でありながら七人侍の一人、吉岡団十郎を倒し吉岡一門を潰した人斬り農民猿の助はその危険性を感じた代官が放った最強剣豪堀部すけべえによって速やかに討ち取られた。
しかしこの猿の助の活躍が最強を目指す剣豪達の野心に火をつけた結果、新たな人斬り達が次々とのろしをあげはじめるのだった。
ここは代官屋敷、代官、そして七人侍達の本拠地である。そこで代官と七人侍の一人、遠山の銀さんこと遠山銀八が夜な夜な会話をしていた。
代官「遠山よ、政治の乱れは世の乱れと言うが最近不吉な噂を聞いた。」
遠山「噂、でございますか?」
代官「何でも全国の腕に覚えのあるものがこぞって動き出したとな。」
遠山「剣豪達が動き出したと?」
代官「それもある、が、その中にどうやら農民や身分の低い者共も多数おるようでな。猿山村の者を討った辺りからどうも拡がり出したらしいのだ。
遠山「まさか、感化されたとでも?自分たちも頑張れば七人侍を倒せると?なめられたもんです!烏合の衆が‼」
代官「そうじゃ、舐められておる!が、舐められる方にも原因があると思わんか?なあ遠山!」
遠山「何をおっしゃいますか?私に原因があるとでも?」
代官「お前町奉行としての地位を利用して悪行を働いとるそうではないか、ワシを謀るつもりか?」
遠山「めっそうもございません。けしてそのような‼」
謎の声「ワハハハ」
代官.遠山「何奴❗」
月明かりに照らされた障子紙に映し出された影がゆっくり近付いて来るとバッサリ障子を切り裂いた。
遠山「何者だ‼」
謎の男「ふふふ、これ程内部に近付いても気付かぬとは、七人侍も地に落ちたな。」
遠山「ほざけっ!この銀さんの桜吹雪が目に入らねえか?」
そう言うと遠山は衣服をはだけると上半身を露にした。右胸から右肩にかけて大きな桜の刺青が施してある。遠山は誇らしげな表情をしながら叫んだ。
遠山「おう、おう、おう、俺を誰だと思ってる!遊び斬りの銀さんとは俺のことよぉ!」
謎の男「代官様のお命頂戴致す!」
遠山「代官様、お下がりください!」
遊び斬りの銀さん対謎の男果たして勝負の行方は?




