表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
呪文:四字熟語(+)  作者: 彼方 日出秋
7/8

おまけ

*1

サラと私は一緒にまだ旅を続けている。


「よう、姉ちゃん達。俺達と楽しいことしないかい?」

美しい私達を見て、お約束の若者達が付き纏ってくる。

相手にするのも面倒くさいので、手っ取り早くサラが呪文を唱える。


-炎龍召喚

青空に影が差し、みずきの赤銅色の巨躯が上空に召喚される。

グォォォォー。

みずきが一声咆哮。若者達を睨み下ろす。


「爆炎3人娘!」

今までだらしなく鼻の下を伸ばしていた若者達に脅えが走る。

「あの、黒龍を、死霊を、火龍を倒したという・・・。」

「逃げろ!殺されるぞ!」

あっという間に彼等は姿を消した。


噂に尾鰭が付いて大変なことになっているが、私は「3人娘」の中にみずきが含まれていることが少し嬉しい。


*2

「みずき。ちょっと借りるわよ。」


-物々交換

龍玉を借りて龍姫になる。龍姫になると天女のように空を飛べる。

気持ち良くピュンピュン飛び回って楽しんでいると、みずきが下で

「あたいの珠を早く返してよー。」

と叫んでいるが、チビ竜に戻っていることもあり気にしない。


暫くすると龍玉が私に囁きかけて来た。

「お家に帰りたい。」

龍玉の気が変わって、変な誘惑をしてくる前にみずきに珠を返すことにする。


*3

たまに、みずきに逆に呼び出されることもある。


-友人招待

単なるお茶会のお誘いだったりするが。

お互いに呼んだり、呼ばれたりの召喚(およばれ)を繰り返している。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ