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ボクらが擬人化したら何がいけないの?  作者: 雨乃 耀
赤ずきん
2/3

2話 え〜っと、なんだっけ、あの童話?確か名前は………

はい。2話目です。

この題名の意味は、まあ、わかってもらえると嬉しいですね。

人に伝えるって、難しいですから。

まあ、ゆっくり読んで下さい!

こうして私は、異世界にやって来てしまいました。


訳も分からぬまま連れてこられた先は、「天界(アナザーワールド)」というところらしいです。


ですが…………何処を見渡せど、草原が広がるばかりで何もありません。私は一体どうなるのでしょうか?


「ねえ!キミの名前は?まだ聞いてなかったよね!」


いきなり声をかけてきたのはクラウ・ソラス(でしたよね)?らしき方でした。


何もなかったはずなのに、いつの間にか隣にいらっしゃいました。


「え、ええっと、私は萩野(はぎの) (つむぎ)です。あの、ここは一体……?」


「ああ、ごめんねぇ。えっと、少し向こうまで行くと街があるんだ!そこまで行こ…あっ、でも……」


先ほどまで快活な声で話していたクラウ・ソラスさんが急に言い淀んでしまいました。


「どうかされたのですか?」


「……いや、あの、ね?その……キミの服装……なんだけど…」


「私の……服?」


私は下を見ました。


私は……………その…………えと………なぜか、ボロボロになった布一枚を身体に巻いていました。


「き、きゃぁあああぁぁあああああぁああ!?」


どうして今まで気づかなかったのでしょう。


私は羞恥のあまり顔を真っ赤に染めて、涙目でかがみこみました。


「うぅぅうううぅ………み、見ました、よね…………」


「ああ、あのえっと、その……だ、大丈夫だよ!ボクは実質男でも女でもないから!……心では……」


「い、今、心ではって言いました!?うっ、うううぅぅ〜」


「な、泣かないでぇ!?ほ、ほら!ボクが服をプレゼントしてあげる!最初に言ったしね!」


「ほ、ホントですか?」


瞳が潤んでいるためか、霞んでよくは見えなかったけれど、クラウ・ソラスさんは笑って頷きました。


「もちろん!そうだねえ、じゃあいっそのこと……なんだっけ?忘れちゃった。あの童話の名前は確か…」


なんの童話?と私も記憶を頼りに、世間でポピュラーなものを探っていきます。


すると、


「あ!そうそう!あれだ!白雪姫!……じゃなかった、ごほんっ。え〜っと、そう!赤ずきんだ!」


「赤ずきん?有名ではありますが、私となんの関係が?」


「なんかキミが赤ずきんっぽい服着たら可愛いかな?って思ったんだ!だからボクは決〜めたっ!」


そして彼は言いました。


「いでよ!(クラウ)(ソラス)に宿りし魂よ!主人(ヌァザ)御霊(みたま)のもと、守護者(ウスキアス)の加護のもと、我の前に馳せ参じよ!」





どうでしたか?下手くそでごめんなさい。

短いとか言いながら1話より長くなってます。

感想とかも頂けると嬉しいです!

次話もお楽しみに!

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