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カノンとあいつ  作者: TAO
9/9

のんきなともだち





挿絵(By みてみん)













……………、







… …………………、








…………… …………………………、











うっ……………








…暑っ!!















傾き始めた太陽が、私を半分だけ焦がそうとジリジリ待ち構えている。




言われた通り、脱水まできちんとやり終えた几帳面な洗濯機が、涼しげに役目を終えている。

















「………ぃよーし!!」










胸一杯に空気を吸い込んだ。





伸びをして…………





私の空は、それはそれはもう………

…………眩しくて!











思わず細める瞼に、電信柱の狡いカラスがひとつ………「嗚゛呼゛」と笑う。




── なんというデリカシーの無さ!!




きゃつは私のキャミを滅茶苦茶にした………




──── 孤独な友達。







ああやって時々、私をからかいにやって来る。




何を知ってかまごまごと、くるり傾げる黒い首………。











「喰えるもんなら喰ってみろ !!

………バ──カ!!」















──────ж









───ж ж────────ж



















見晴るかす夢の彼方…………











梅雨の開けた七月の空は、何処までも青く澄みきっている。








挿絵(By みてみん)


















〈完〉


























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