13ゲーム目
すみません、色々な手違いで内容を編集しました。
お城の中の自室。そこは極めて豪華と言えた。最初に部屋の中に入った時に3人は困った顔をしていた。
「おい、こんな部屋でいいのかよ?」
「国民は苦しんでますのに」
アリスとクノイチがため息混じりに言う。そこへ3人の兵士がやってくる。兵士は騎士とは違う。『ライトオブディレクション』でも兵士はいた。だが、兵士は城の中しか守れないが、騎士は自由に走り回れる。その点で、違う。
「「「敬礼!」」」
3人の兵士が同時に言い、同時に手をビシッとおでこにやる。1人が前へと出てきた。
「陛下方、今宵より、我々3人がこの部屋の前を守らせてもらいます」
王覇、アリス、クノイチは目を見張る。
「まさか、俺達の護衛なのか?」
王覇が聞く。
「無論であります!」
「....なあ、俺らは普通に強いしいらないぜ?」
アリスが説得するように言った。
「それでも、陛下方に危険がありましたら排除するのは衛兵の仕事です!」
兵士は一向に守ると聞かない。3人は顔を見合わせた。
「おいおい、どうするんだよ....」
「任せといた方がいいんじゃないか?」
「めんどくさいですしね」
その話し合いから、兵士は放置という方向に持っていく。
「よし、任せた」
王覇が勢い良く言った。
「「「はい!」」」
話し合いを聞いていたかはわからないが、兵士は嬉しそうに了承する。
王覇達はそのまま兵士から遠ざかる。
「なあ、兵士管理ってどこでやるんだ?」
「さあ....」
「まあ、いつかどうにかなるでしょう」
クノイチが投げやりに言った。こうして3人は1日を終えた。