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決意文あるいはまえがき
前書き または 決意文
この日記の前書きととらえる人ならば、この日記は僕がどうやってこの地位についたのかを知るための記録になるだろう。
彼方がこの世界でどう生きて行くかはわからないが、この日記が彼方の役に立ち心の支えになるをことを切に願う。但し、もし彼方がこの世界から脱け出すためにこの日記を当てにするのならば、速やかに本を閉じ「魔術基礎講座」や「世界伝説叙事詩」を読み始めることをお奨めする。
この日記の決意文ととらえる貴女、貴女には言葉を捧げるしかできない。
貴女に捧げる言葉は
昨日より良い自分を
その地位に相応しき人となれ
日記の主にて記憶の残滓 石田 月人より
