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8/17

縁談がきちゃいました・・・

短いです!

よろしくお願いします٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

「ええっ!?わたくしに、縁談、ですか!?」

 思わず、叫んでしまう。淑女らしからぬ姿だけれど、許してほしい。

 まさかの、婚約破棄されて一週間後にもう縁談が来るとは思わなかった。

「ああ、そうだ。流石に、すぐに返事をするのではなく、一旦保留にしておいたが・・・」

 父である皇帝が申し訳なさそうにそう言う。ここは、父の私室で、人払いがされている。

「そんな・・・・!どちら様からですか?」

「パイライト公爵家からだ。パイライトの当主で、お前と年齢差は三歳。つまり、アイザックと同い年だな」


 一瞬、兄を思い浮かべたけれど、すぐに打ち消す。


 つまり、その相手は二十歳だ。


「パイライト公爵・・・」


 パイライト公爵とは、この国の筆頭公爵家だ。先祖は、わたし達王家と繋がると言われている、由緒正しい公爵家である。その当主と言えば、若くして宰相補佐につき、かなり優秀な人だときいたことがある


「・・・すぐに返事はしなくても良い。もちろん、断っても良いんだ」


 父の言葉に、わたしは先ほどの思考を思い出した。


 ————うん、やっぱり解消は駄目そう・・・。


 何より、断るのは甘えることだ。流石に、第一皇女としてそんな姿は見せたくない。


 わたしは覚悟を決めると、顔をあげた。父を強い眼差しで見据える。


「分かりました。その縁談、お受け致します」


 わたしの言葉に、父は目を見開く。


「———本気だな?」


「ええ。第一皇女として、正式にお受け致します。そうお返事を出してくださいませ、お父様」


「・・・分かった。返事を出しておこう」



「ありがとう存じます」


 わたしはなんとか、微笑みを浮かべると一礼し、部屋を退出した。

読んでくださり、ありがとうございます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

次に続きます!

投稿は不定期に行いますが、頑張るので、読んでくださると嬉しいですᕦ(ò_óˇ)ᕤ

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