お嬢様はエッチなおしゃべり好き! 全ての叡智は電子の海より来たる?
鬼畜ハルト伝説、始まるよーーっ!
長い黒髪、しなやかな手足。優雅な物腰。
ハルトの部屋にやってきた浦野菫麗はいかにもお嬢様といったルックスだ。
「身長168センチ、体重55キロってところか。でかいな」
身長と、もちろんオッパイも。
菫麗は扇を広げて口元を隠し、ハルトを舐め回すように見下ろした。
「鬼畜兄殿はいつ見てもちんちくりんじゃのう。噂とはずいぶんとかけ離れておる。ひまりに暴虐の限りを尽くしたという悪鬼、鬼畜、色情魔。妹を孕ませ寸前まで蹂躙し尽くした淫虐の獣とは」
「え!? マジ? 俺そんなふうに言われてんの?」
「ひまりの友人なら誰でも知っておるぞよ」
「あれはひまりから持ち掛けられたビジネスで……」
「わかっておる。最近のひまりは羽振りがよいからのう。どこぞのオッサンでもパトロンにしたのかと心配しておったのじゃが。おぬしならそう悪いようにはなるまいて」
「わかってもらえたならなによりだ。それより、その喋り方はどうにかならんのか?」
「儂は生まれた時からずーっとこの喋り方じゃ。今更変えることなどできぬぞよ」
「女の子が儂ってどうなのよ?」
「儂は儂じゃ。誰にはばかることも無かろう」
菫麗は部屋の中を見渡した。
「それにしてもパッとせん部屋じゃのう。悪鬼の居留地にしては、殺風景すぎるじゃろう」
「俺、ひきこもりのニートですから。参考までのお聞きしてもいいですか。いったいどんな部屋を想像してたんで?」
「SM器具や拷問道具がゴロゴロと」
「んなわけあるかい!」
「ベッドの下になにやら面妖な器具が……ないのう」
部屋の隅々まで探したが、SM器具は発見できなかった。
「どこを探しても何もねえから」
「『妹を鞭で百叩きにした挙句、縄で縛って吊るして朝まで放置プレイする』とか聞いておったのじゃがのう」
「SMじゃなく拷問じゃねえか?」
「ひまり曰く、男というものはすべからくSなのだそうじゃが、違うのかや?」
「ひまりのやつとんでもないこと言いやがるな」
「参考までに聞くが、そなたはSかMどっちなのじゃ?」
「どちらかと言えばMの方だ」
「意外じゃのう。悪鬼と言えばSと相場が決まっておるものじゃが」
「俺は押しに弱いんだ。加えて、意志も弱いんだ。そんな人間がSであるわけねえだろ」
「なるほど、優柔不断なのじゃな。それでひまりとは何回やったのじゃ?」
「なっ、何回って?」
「男と女が夜にすることなど決まっておるじゃろう?」
ハルトはひまりとのセックスの回数を指折り数えた。
「1、2、3……だあーっ、ノーコメントだ!」
「答えたくないということは……もう数え切れぬほどやってしもうたのじゃな。くくく……鬼畜よのう」
ハルトはようやくこの浦野菫麗という少女のことが飲み込めてきた。
この少女は見た目は清楚でおしとやかそうに見えるが、実はとんでもないエッチでおしゃべり好きなのではないだろうか?
そうこうしていると、いよいよ菫麗は本題を切り出した。
「処女を差し出せば15万もらえるというのは真かのう?」
「ああ、本当だ」
「では、さっそくお願いするのじゃ。儂の処女を貰ってたもれ」
菫麗はサクサクと制服を脱ぎ始めた。
ハルトはあわてて止めに入った。
「ちょっと待て! お嬢様なら15万円くらい親から貰えるだろ?」
「うちの親はケチなのじゃ。儂とてお小遣いくらいほしいというのに。そこでひまりが『ゴミ兄ならエッチした分だけお金をくれる』と言うておったのを思い出してのう」
「さすがに15万円はでかい。ホイホイ出せる額じゃねえ」
「そうなのかや。女子に恥をかかせるとは、悪鬼というのは本当に度し難いものじゃのう」
「そう言われると立つ瀬が無いが……とにかく、心の準備が出来るまでもう少し待ってほしい……」
ハルトはなんとか菫麗を押し留めた。
「ふむ……まあよいじゃろう。儂はいつでも準備万端じゃからのう」
菫麗はそう言って再び制服を脱ぎ始めた。
「だから待てって!」
「なんじゃ? 心の準備は出来たのかや?」
「そう言う意味じゃねえよ」
「じゃあ何なのじゃ? もう裸になってしもうたぞ」
ハルトは頭を抱えてため息をついた。
視線を全裸のお嬢様に向けると、そこにあったのは、しなやかな肢体とプルンとしたオッパイ、そして、ツルツルの桃源郷だった。
キラリ!
ハルトの瞳が輝いた。
「わかった。俺の本気のセックスを見せてやる。後から泣き言なんか言うんじゃねえぞ」
「うむ。商談成立じゃのう」
「ぶちゅーして、ずぼぼぼぼ、だからな! 大事なことだから二度言うぞ。ぶちゅーして、ずぼぼぼぼ、だからな!」
「語彙力の乏しい悪鬼じゃのう」
「ひきこもりでニートには今はこれがせいいっぱいだ!」
「ではさっそく始めるのじゃ」
菫麗はハルトに抱きつき、濃厚なキスをした。
「んちゅ……ちゅるるっ……ちゅぱ……はぁはぁ……」
「す、菫麗、おまえ積極的すぎだ」
「15万がかかっておるからの。どうじゃ……儂の叡智はすごかろう」
「いったいどこで学んだんだ?」
「もちろん全ての叡智は電子の海より来たる、じゃよ」
「つまり、ネットのエロ動画から学んだんだな。同志だったかよ」
さらに菫麗はハルトの首筋や鎖骨まで丁寧に舐めていく。そしてハルトのズボンを下ろし始めた。
「ちょ、ちょっと待った! そんな所まで舐めなくても」
「何を言うか? お掃除フェラと言うのじゃろ?」
「お掃除って……の、のおおおぉぉぉん♡」
「ほれ、おぬしのムスコも喜んでおるぞ」
「うう、ムスコよ、おまえは果報者だ……」
菫麗はハルトのムスコを握り上下に動かし始めた。
その刺激でハルトのムスコはますます元気になった。
「ビンビンではないか。やはり悪鬼は変態じゃのう」
「そ、それは……否定できない俺は無職の19歳!」
菫麗はハルトのモノをしゃぶり始めた。
「ん……ちゅぱっ……」
「くっ……」
「どうじゃ? 儂の電子の海直伝の叡智は?」
「さすが叡智の海……侮れんな」
「叡智の真髄はこれからじゃ」
菫麗は膣口にハルトのムスコをあてがい挿入していった。
「俺のXSサイズが処女の膣の海に沈んでいく……感無量。この瞬間のために俺は生きていると言っても過言ではない」
「おおっ! 処女喪失なのじゃ! 意外に痛くないのう」
XSを奥まで咥え込んだ菫麗はゆっくりと腰を動かしていく。
「はぁ……はぁ……どうじゃ?」
「すごく心地がいい」
「そうじゃろう、そうじゃろう。もっと心地よくしてやるのじゃ」
菫麗は激しく腰を動かし始めた。その動きに合わせてハルトも下から突き上げる。
「あっ……ああっ! あん……ああん」
激しい動きに思わず喘ぎ声を上げてしまう菫麗。その声がハルトの興奮を加速させた。
「今にもムスコが爆発しそうだ!」
「爆発してたもれ! 儂の中で思いっきり ♡ 」
「起爆!」
ぷしゅうーーっ!
菫麗の膣内に大量の白い叡智が飛び散った。
「ああ、感じるのじゃ! すごい量じゃ ♡ 」
そして二人はそのままベッドに倒れ込み、肩で息をしながら抱き合った。
「ふふ……どうじゃった? 儂の叡智は?」
「ああ、どこに出しても恥ずかしくないくらい素晴らしかったぜ」
ハルトは素直に賞賛したが、その目はまだ爛々と輝いていた。
「儂も初めてにしては……心地よかったのじゃ」
菫麗は満足そうに言った。
しかし、ハルトはまだ満足していなかった。
「まだだ。俺はまだおまえを逝かせてねえ」
ハルトは起き上がり、菫麗の上に覆い被さった。そしてそのまま彼女の唇を奪うと舌を挿し入れた。
むちゅ……れろぉ……。
濃厚なキスをしながら、ハルトの手は菫麗の大きな胸に伸びて優しく揉み始めた。
「ワガママな手じゃのう」
ハルトの手の中で形を変える菫麗の大きな胸。
「すごく柔らかい。まさに人をダメにするオッパイだ」
ハルトはその手を下にずらし、今度は菫麗の女性器に触れた。そこはすでにびしょ濡れになっていた。
「あ……そこはダメじゃ」
「どうしてだ?」
ハルトはニヤニヤ笑いながらも手を止めない。そして膣内に指を入れて動かし始めた。
「ひゃあっ! ああっ……ああん♡」
「ほほう、ここがいいのか?」
ハルトはさらに激しく動かす。その刺激で菫麗はピクピクとカラダを震わせた。
「あ……ああ……逝ってしもうたのじゃ……」
「まだだ! 本当の叡智はこれからだ!」
ハルトは己のXSを取り出して一気に挿入した。
ズズッ!
「ああん……あはっ ♡ 」
「これが俺のXSだ」
「すごいのじゃ……XSなのにちゃんと奥まで届いておるのじゃ」
ハルトはゆっくりと動き始めた。その動きに合わせて菫麗の大きな胸が上下に揺れた。
ぬぷっ! ぷちゅん! にちゅ! ずちゅっ! じゅぷっ! ぢゅぷぷっ!
ハルトは徐々に稼働速度を上げていく。
「ああっ! ああっ……あああん ♡ 」
菫麗の喘ぎ声が激しくなった。
そしてついにハルトのムスコの艦首巨大砲が炸裂した。
膣内に大量の白い叡智が迸り、それと同時に菫麗のカラダが大きくのけぞった。
ビクッ、ビクッ、ビクゥーーッ!
「あはっ! あはぁ! あはああーーん ♡ 」
ハルトはパタリと菫麗の隣に倒れた。
菫麗の手が伸びてムスコの頭をなでた。ムスコはまだ勃ったままだったのだ。
「ふふっ、まさに無限に広がる大宇宙の如しよのう」
「それが性欲だ。無尽蔵を誇る19歳の性欲なのさ」
しばしの休憩の後、再び動き始める二人。
夜のとばりが下りるまで、二人は叡智の海に溺れた。
「すみっち。そろそろ帰らないと門限に間に合わないんじゃないの?」
ひまりが兄の部屋を覗いて告げると、菫麗はスマホを見て驚きの声を上げた。
「もうこんな時間なのかえ。速やかにおいとませねばならんぞよ!」
こうして菫麗との叡智は終わったのである……。
* * *
菫麗は制服を着て帰り支度をしながら素早く計算をした。
「処女喪失が15万円、その後セックス1回につき10万円✕3回でしめて45万円じゃの。なかなかの良心価格じゃろう? 儂の預金口座に送金してたもれぇーーっ ♡♡♡♡♡ 」
「おっ……おうっ……」
最早なんの語彙も出てこないハルトだった。
叡智に現を抜かした挙句、無職の生命線とも言える預金残高が著しく減少してしまった。
預金残高を見るのが恐い……ヨカインちゃんに合わせる顔がない、19歳、無職のハルトだった。
* * *
チャリーン!
アプリを開くと、冬物のセーラー服を着たヨカインちゃんが、機関銃を持って待ち構えていた。
『預金残高155万でしゅ。ハルト、何か言い残す事はありましゅか?』
「あわ、あわわわ……」
ハルトは土下座をして必死に許しを乞うた。
「ごめん! ヨカインちゃん。無限の性欲に翻弄されてしまいました!」
『今はハルトにとってもあたちにとっても大事な時期だってことわかってるでしゅか?』
「自覚が足りませんでした。以後気をつけます!」
ペコペコ謝り倒して、なんとか許しをもらったハルトだった。
コンドームはきちんと装着してプレイしていますのでご安心ください。