妹を拉致してセックスをしていたら、妹がもうひとり現れた! マルチバースの妹襲来か?
24時間臨戦態勢のハルトは、ついに妹を自分の部屋に拉致して……。
トタトタトタ。
廊下を歩く音が聞こえた。
どうやら妹の陽葵が学校から帰ってきたみたいだ。
年が明けてはや30日。
元旦セックス以来いちどもセックスをしていない。
「そろそろお誘いがあってもいい頃なんじゃね?」
悠木陽翔、19歳は24時間臨戦態勢。いつでも発進可能だ。
「そうだ、いいことを思いついた」
ハルトは横になっていた身体を起こし、イタズラを思いついた子供のようにニヤリと笑った。
「向こうからやって来ないのならこちらから行けばよいのだ!」
妹にセックスをさせろと迫り、嫌だと言っても札束で頬をビシバシ叩いて、是が非でもやらせてもらおう。
「最初からこうすればよかったのだ。金の威力は絶大だからな」
部屋を出たハルトは廊下の斜め向かい側の妹の部屋のドアを開けた。
「おーい、ひまり」
高校の制服を着たままひまりは雑誌を読むのに夢中で返事をしなかった。
「まだ着替えてなかったのか。ちょうどいいや」
ひまりの手をガシッとつかんで自分の部屋まで連行した。
「ほら、ここに座れ」
ベッドに座らせたひまりのブレザーに手をかけた。
「今日は全部俺にまかせろ」
それにしても、ぐへへ。
「女の子の制服を脱がすのってホントドキドキするよなあ」
ボタンをはずし、チャックを下ろし、ブレザーの上下を脱がせた。
ブレザーをカーペットの上に放り、下着姿になった妹を舐めまわすように眺めた。
「黒い下着か、めずらしいな」
基本的に白系統が好みだが、黒も悪くない。
妹の背中に手を伸ばしてブラのホックを外した。
ぷるんとした形の良いオッパイが眼前にさらされ、吸われるのを今か今かと待っていた。
「いただきまあーーす!」
ちゅうちゅう。ぺろぺろっ。
心なしかいつもより小ぶりに感じるオッパイだったが、体調によって大きさは多少変動するらしいから誤差の範囲内だなこれは。
もみもみ。ちゅうちゅう。もみちゅうちゅう。
「ぷはぁ! 生き返るぜぇ!」
30日間にも及ぶ禁欲生活のあとのオッパイは格別だった。
「さぁて……いよいよ、メアリー・レノックス様を拝みに参りますか。と、その前に……」
ふとももをなでなでして、でろーっと舌を這わせた。
「くぅーーっ。まっこと美味である! 女の子のふともも、たまりませんなあーーっ」
入念にふとももを舐めまわした後、パンツを引きずり下ろした。
露わになった女性器に目を向けると……あろうことか毛が生えているではないか!
「もしかして処理を怠っているのか、ひまり?」
大陰唇をなでなでして、陰毛をかきわけて小陰唇もなでなでした。
「お手入れをサボってはいかんなぁ」
ハルトはきっぱりと言った。
「ツルツル以外勝たん」
陰核包皮をつんつんと刺激すると陰核亀頭が顔を出した。
「だが今は何も言うまい。それよりも久々の妹のカラダを堪能するとしよう」
外性器を舐めまくり指で軽く陰核亀頭を弄んだ。
前陰唇交連から後陰唇交連までまんべんなく舌を這わせて、膣口の周辺は特に念入りに舐めた。
「そろそろ温まってきた頃だな。挿れさせてもらうとしよう」
臨界状態のXSサイズのムスコを妹の膣口に押し当てた。
スポっと先っぽが入っていった。
「どうよ! 俺のXSが入れない女性器はないのだ!」
グッと奥まで刺し挿れようとしたところで、ガチャリとドアが開いた。
「ゴミ兄、日和見なかった? 部屋に戻ったらいなくって……」
「へ?」
開いたドアの向こうには、なぜか妹の陽葵が立っていた。
「ドッペルゲンガー!?」
思わず叫んでしまったハルトだった。
* * *
ドアのところに立っているのは妹のひまり。
XSの先っぽが入っているこの女の子の正体はひまりのドッペルゲンガーなのか?
「いや、これは、マルチバースからの来訪者に違いねえ!」
パラレルワールドの存在は長年に渡って示唆されてきたが、ついにその存在が証明される日が訪れたのだ。
ハルトはマルチバースからの来訪者をその目でじっくりと観察した。
外性器からおへそへ、おへそから胸へ、胸から首へと視線を移し、最後に顔を見てみると……。
なんとびっくり、妹ではなかった。
「ひ、ひまりじゃねぇ!?」
「日和!」
ひまりがかけよってきて、ハルトをドンッと突き飛ばした。
「ぐえっ!」
「日和! 大丈夫? もしかして、もう犯られちゃった?」
「いいえ。まだ先っぽだけです」
「あー、よかったぁ」
ひまりは服を拾い集め、日和に着せていった。
ハルトは恐る恐るたずねた。
「ひまりさん、誰でしょうかその女の子は?」
「あたしの親友よ!」
突き刺すような妹の視線に震え上がる兄。
「綾瀬日和と申します、お兄さん。お噂はかねがね伺っております」
制服を着終えた日和が丁寧にお辞儀をした。
「お、俺、ひまりの兄のハルトです」
日和とひまりが並ぶと、二人の背格好はそっくりだった。
しかし、よく見てみると日和のほうがややほっそりとしていた。
「噂にたがわぬ鬼畜ぶりでした。このようにして、ひまりを凌辱したのですね」
「そうなのよ。カラダの内も外もゴミ兄の体液まみれにされちゃって、危うく妊娠させられそうになったんだから」
「想像しただけでも怖気立ちます」
日和は両腕で自分の身体を抱き締めて、ブルっと震えた。
「ゴミ兄の部屋にいたら妊娠しちゃう。あたしの部屋に行こう」
ひまりは日和の腕をひっぱった。
「そうですね。穢される前に退散しましょう」
ドアが閉じる前、日和は振り返って丁寧にお辞儀をした。
「それでは先っぽ兄さん、ごきげんよう」
バタン。
下半身丸出しのハルトを残してドアは閉じられた……。
「先っぽ兄さんって俺のことかよ」
悠木陽翔19歳。「ゴミ兄」に続く新たなる二つ名をゲット。その名は『先っぽ兄さん』。
* * *
二日後、すなわち元旦セックスから32日後、二月一日のことだった。
「どうして妹の親友が俺の部屋にいるんだ?」
「不調法者の悪女ですが、よろしくお願いします」
綾瀬日和はカーペットに手をつき丁寧にお辞儀をした。
「悪女っておまえ……。もしかしてひまりの差し金なのか?」
「いいえ。私は自分の意志でここにきました。とある密命を帯びて、ゴホン! 秘密のミッションを果たすために、ゴホン! とにかく今の私は悪女です」
「さっぱりわからん」
がしがしと頭をかくハルト。
「参考までに聞くけど、処女? 非処女?」
「これが噂に聞く鬼畜の言葉攻めですか」
「ただの質問だから、攻めとかじゃねえから」
日和は頬を赤く染めてプイと顔をそらした。
「処女ですが、何か?」
「よしっ!」
ガッツポーズをしたハルトの性欲値が120%まで上昇した。
「まさに鬼畜ですね」
「セックスをしに来たと考えて間違いねえんだな、悪女日和?」
「はい」
「俺はセックスには手を抜かん男だ。本当にいいんだな?」
「悪女に二言はありません」
「体中舐めまわしちゃうぞ?」
「うっ……耐えてみせます」
「キスだってしちゃうぞ。ぶちゅうだぞ、ぶちゅう! 後でファーストキスだったって泣くくらいなら、尻尾を巻いて退散したほうがいいぞ」
「覚悟はできています」
目を閉じた日和の頬にひとしずく涙がこぼれ落ちた。再び目を開いたとき、そこに悲しみの色は無かった。
「うむ。その意気やよし!」
「お代はしっかり頂きます」
「金とるんかい!」
「当然です。悪女ですから。イケメン10万、フツメン15万、キモメン30万……」
「わかった。15万でいいんだな?」
「商談成立です」
「よっしゃ! こんなかわいい悪女を抱けるなら15万なんて屁でもねえぜ」
「煽てたって割引しませんよ」
「事実を言ったまでさ。さぁて、たっぷりと楽しませてもらうとしよう」
日和のブレザーに手をかけ、次々に脱がせていった。
「ドキドキが止まんねえ♡」
下着姿になった日和の黒いショーツを下ろすと、以前と違って綺麗にお手入れされてあった。
「おおっ! ツルツルだ!」
ハルトの顔がパッと輝いた。
「悪女の嗜みですから」
頬を赤く染める日和を見て、ハルトの性欲値は更に上昇した。
* * *
「ツルツル~、夢と魔法のツルツル~」
ご機嫌な様子で日和のツルツルを念入りに舐めたハルトは、日和の足を開いてムスコの先っぽを膣の入り口に押し当てた。
「さっそく挿れるとしよう」
「コンドームを付けて下さい」
「ナマでもよいではないか」
「ダメです! 鬼畜の子供を身籠ってしまいます!」
「うう……孕ませてえ……が、仕方ねえ。コンドームちゃん、カモーン!」
紺色の袋に手を伸ばし、封を切って丸いゴムを取り出すと、勢いよくムスコの頭にかぶせた。
「しゃきーん! 装着!」
「噂にたがわぬ気持ちの悪さですね」
「そんなことを言う悪いお口にはおしおきだ!」
ハルトは日和の唇にむしゃぶりついた。舌を挿し入れると、口内に大量の唾液が流れ込んだ。
ぶちゅう……むちゅうーーっ、れろれろ、くちゅ、くちゅ。
キスが終わると日和は激しく咳き込んだ。
「ゲホッ……ゲホッ! キスがこんなに穢らわしいなんて初めて知りました。ファーストキスなのに……ぐしゅん」
「俺はキスにも手を抜かん男だからな」
「そこは手を抜いてほしいところです」
「かわいい唇を前にしてそれはできん相談だぜ」
そう言うとハルトは再び日和の唇を奪う。接合部から二人の混ざり合った唾液がポトポトと零れ落ちた。
ちゅうっ、くちゅ、ちゅるる、ちゅばっ、れろれろ……。
「んんっ!」
ピクッ!
キスの最中に日和のカラダが反応した。
「いい傾向だ」
キスが終わると拳で口元を押さえ、涙の溜まった瞳でハルトを睨んだ。
「うるんだ瞳が最高だぜ、悪女日和。ひまりに勝るとも劣らぬかわいさだ」
「はぁはぁ……鬼畜に言われても全然嬉しくありません」
「まだまだ行くぜ、次はオッパイだ!」
ハルトのその言葉に恐れおののく日和だった。
* * *
ズッ、ズププププ!
「ひゃあっ!」
ピクン、ピクン……。
ハルトのムスコを奥まで咥え込んだ日和は喘ぎ声を上げてカラダを震わせた。
「処女喪失だ。おめでとう、日和」
「いきなり奥まで挿れるなんてまさに鬼畜……ああっ……」
ズンッ! ズチャッ! ズッ! ズッ!
「動くぞ」
「動いたあとに言われても……んああ……はぁ……やぁ……」
ぱんっ! ぱんっ! ズッ! ヌチャッ!
「すごいな……膣の中がビクビクってしてるぜ」
「体が……勝手に……あっ……あうぅ……」
「ぬるぬるだな」
接合部から溢れる液体を掬ってハルトはペロリと舐めた。
「美味である」
稼働速度を上げていくと、日和の喘ぎ声が切なさを増していった。
「そろそろか?」
「ふっ……不本意です……が……もう……逝きそうです……んあぁ……逝くぅ……」
ピクッ、ピクッっと白い肌が脈動する。
「俺も逝くぞっ……日和ぃーーっ!」
ピッ! ドビューーッ! ビュッ! ビュッ!
「あっ、あっ……ああぁぁーーっ!」
絶頂に達した日和のカラダをハルトは抱きしめた。
「ん……熱い……」
日和もハルトの首に腕をまわした。
「かわいい逝き顔だったぜ、悪女日和」
ハルトはそう言って、日和の唇にキスを落とした。
* * *
初逝きを経験した日和をハルトはやさしく抱きしめていた。
足もとのシーツは二人の体液でぐっしょり濡れ、赤い液体も少し混ざっていた。
初逝きが治まると、日和の瞳から涙が溢れてきた。
「はぁはぁ……スゴかったです」
グッとサムズアップするハルト。
「日々エロ動画を見て研究した成果だぜ」
「スゴイ屈辱感です」
「なっ……、そっちかよ!」
「……カラダ中が先っぽ兄さんの体液でネトネトです」
「しばらくお預けを食らっていたぶん限界まで溜まっていたからな。出るわ出るわ。我ながらびっくりだわ」
「まさに鬼畜の所業。涙と鳥肌が止まりません」
スマホを手に取ったハルトはピピッと送信した。
「お金振り込んだぞ」
日和はスマホで確認すると泣いていたのがウソのように笑顔になった。
「きゃはっ!」
そのあどけない表情は少女そのものだった。15万円もらえるとやっぱり嬉しいのだろう。
スマホを胸に抱き日和は目を閉じた。
「私は伝道師になり、先っぽ兄さんの鬼畜ぶりを世界中に広めたいと思います」
「そんなことはやめて、お金が欲しくなったらいつでもおいで」
ハルトがやさしく声をかけると、日和は大きくうなづいた。
「はいっ!」
「いい返事だ。女の子の逝き顔ってホント最高だよなあ」
しみじみと語る悠木陽翔、19歳、無職。
* * *
チャリーン!
『預金残高は200万でしゅ』
アプリを開くとチェーンソーを持ったヨカインちゃんがハルトを睨んでいた。
『おちんちん切り落としてもいいでしゅか?』
「申し訳ありませんでした! 性欲に負けてしまいました!」
スマホの前で土下座をして必死に許しを乞うハルトだった。
妹の親友、綾瀬日和が先っぽ兄さんの餌食に……。鬼畜ハルト伝説拡散待ったなし。