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しあわせ

作者: ばーでーん


 


ぎゅーぎゅー ぎゅーぎゅー

足裏のアーチをしげきする


きゅるきゅる きゅるきゅる

お腹が鳴るからふしぎだね


足裏の抹消神経には反射区があって

そこを押すとお腹の副交感神経が


どーだのこーだの 考えていたら

ぎゅーぎゅー きゅるきゅる

しなくなっちゃった


ふんわか ふわふわ

心も軽くなるような気がして


ほかほか ぽかぽか

温かさが広がるこの感じ


足裏は体のミニマップだって

そこをたどれば心も笑顔に


なんだかんだ 日々は続いて

ぎゅーぎゅー きゅるきゅる

また始まる


きゅんきゅん きゅんきゅん

君のことを考える

きんこん かんこん

胸が高鳴るからふしぎだね


ささやか ひそやか

日常の小さな幸せ

ほんわか ほっこり

心が温まるから不思議だね


足裏の一歩一歩には意味があって

そこを踏みしめるのが君だったらな


あれこれ それこれ 考えていたら

すやすや すこやか

ぼくはゆめうつつ


ゆっくり ゆらゆら

風に揺れる木の葉のように


きらっと きらきら

星空を見上げる夜のように


足裏から心への道は続いて

君との思い出が光を放つ


いつのまにか ふと気づけば

ゆらゆら きらきら

ぼくらはしあわせ




お読みいただきありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言]  抱きしめられるひとがいれば、全身でひととつながれるけれど。  抱きしめられるひとがいなくても、地につけた足の裏で世界とつながれる。  そして、足の裏は全身につながっている。  足の裏は世…
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