5話
操「やっとついたぞー!」
?「ちょっと君、どこの子?何してるの?」
操「私は藍葉操!最近この辺にきた!」
?「そうなの?アイバ・ミサオって初めて聞く名前だけど、どこの国の出身?」
操「日本!」
?「ニホン?聞いたことないけど…」
操「ここはなんて言うの?」
?「ここはレイ都」
操「レイ都ね、それじゃ、ご苦労様です〜」
?「いや、君村出身かな?街に入るにはお金が必要なんだよ?」
操「あ、やっぱり?」
?「やっぱり?ってことは知ってて無視しようとしたの?」
操「知らないけど。可能性はあるかなぁと」
?「まぁ、どうでもいいけど、お金ある?」
操「お金ってどれくらい?」
?「1銀貨」
操「価値がわからないんだけど…」
?「物々交換の村だったの?じゃあいいや、銅貨1000枚で銀貨1枚。金貨も同じ、銅貨100枚でご飯が食べられるくら
い。わかった?」
操「わかった!」
?「それでお金なんだけど…どうしようかなぁ」
操「お兄さんが代わりに払っておいて!」
?「よし、それじゃこのままこっちに来ようか」
操「何するつもり?」
?「いや、だって君ここ身分を証明するものないとお金もないから何もできないよ?だからその身分を証明できるようなも
のを作らないと」
操「なるほど。わかった!」
?「僕はリュダ。この街の警備隊だ」
操「リュダさんね。よろしく!」
リュダ「それじゃ本部に向かうよ」
操「了解!」
リュダ「それにしても君は何をしに来たんだ?」
操「なんだろう?遊びに?」
リュダ「え?そんな理由で出てきたの?今の若い子はわからないなぁ…」
操「ま、大丈夫でしょ」
リュダ「この先が心配だよ」