27話
サリ「全然気づかなかったぞ…」
操「みなさん実戦の経験は?」
サリ「悪いがそこまで達者ではないな」
操「ですよねー…」
相手は柄が悪い男が6人。どうしたものか…。
操「馬車の護衛だけお願いします。深追いは禁止で」
サリ「勝てるのか?」
操「やってみないとわからないですけど、この馬車の護衛が仕事なので」
サリ「すまない…」
操「よっしゃ初対人戦だー!」
サリ「え?」
―
操「何の御用ですか?」
「へ、今年は紅楼石が取れたらしいな…」
操「なーんだ知ってる人ですか。それじゃやっぱり人じゃなくて中身に用があるんですね」
「そういうこった」
操「それじゃこっちは何しても正当防衛ですね」
「何だ?せいとうぼうえ…ゴフッ」
操「安心せい。峰打ちじゃ」鞘付きで腹を強打した。鉱山で1週間いたらすごくレベルが上がってしまっ
た。何でだろう。モンスター倒すよりレベル上がるのやめた方がいいんじゃないですかね…。
刀で切っていた場合、絶命は免れなかっただろう。
操「あと5人」駆ける。相手が反応できないスピードで。
脇腹にドスッ。
首にドスッ。
鳩尾にドスッ。
股間にドスッ。
頭にドスッ。
操「あれ…強くなりすぎちゃったかな?」
サリ「一体何が起こったんだ?」
操「とりあえず、縛って連れて行きましょう」
サリ「あ、ああ。そうだな」
「嬢ちゃんありがとうな。襲われたのなんて初めてじゃ」
操「よかったね、おじちゃん!」
―
操「それじゃ引き摺ってレッツゴー!」




