25話
操「いやー…ご飯も美味しい…。みんながここに居たがるのはわかるかも…」
「まさに至れり尽くせりですよ」
操「ここから出たくないなぁ…」
「女性鉱夫も珍しくないからいいんじゃない?」
操「そうみたいですね…なんなら鉱夫さん同士で結婚もあるみたいですからね」
「実は私もそうなの」
操「通りで…」
―
操「いやーいっぱい採れますねー」
「操ちゃんがきてみんなやる気が出ておるよ!やっぱり若いもんがいると伝播していくようじゃ」
操「まだまだ元気じゃないですか!今日も美味しいご飯のために頑張りましょー!」
『おー!』
パルー「みんなやる気だな」
『パルーさんおはようございます!』
パルー「みんな怪我が無いように気をつけてくれよ!」
『はい!』
操「まとめ役が現場に来ることなんてあるんですね」
パルー「毎日朝は見にきているよ。その日の人数なども確認しておかないといけないからね。このあとは反対側まで行かなければいけないのだが」
操「大変ですね」
パルー「みんな必死に働いてくれているからな。それの恩返しってわけではないができることはやっておきたくてな」
操「珍しいタイプですね」
パルー「よく言われるよ」
操「ん…パルーさんこれ初めてみるんですけど」
パルー「ほう…紅楼石か…幸先がいいな」
操「え?そうなんですか?」
パルー「まとめ役をやって30年経つが、10年に一度現れる珍しい石でな。これが出た年は鉱石の取れる量が約倍になるんだ」
操「これ自体の値打ちは?」
パルー「もちろん、珍しいから結構高値がつくぞ。それに他の素材と混ぜると武器に火の属性が付与されるって話だ。ただ、作り出すのも難しいし、そんな高い武器を買う奴もなかなか居ねえと思うが」
操「ふーん…それじゃ今週はだいぶ期待できそうなのかな?」
パルー「頼むぜ」




