21話
ガドン「それじゃこの依頼を受けてくれ」
操「鉱山の探索?材料不足?」
ガドン「なぜかわからんが、1ヶ月前くらいから素材の流入が少なくてな。原因の調査を頼みたい」
操「純粋にもう枯れちゃったとかじゃなくて?」
ガドン「どうだろうな。この間行った時は豊富にあったから大丈夫なはずなんだが」
操「行ったことあるならガドンさん行った方が良くない?」
ガドン「少し頑張りすぎてしまってな。何日か休みたいんだ」
操「あー…オッケー。行ってくる」なんとなく察する。
ガドン「それじゃよろしく頼んだぞ」
操「任せてー」
―冒険者ギルドー
受付「はい。これで大丈夫です。隣町までは馬車が出てるのでそちらをご利用すると早く着くかもしれませ
ん」
操「お気遣いありがとうー!それじゃ行ってきまーす!」
―
操「馬車だと時間かかるから走って行っちゃおっと」
中指のリングを使用する。
操「よし、レッツゴー!」
―
走っていると馬車が何かに襲われている。
操「この刀の錆にしてくれよぉ!」
母指のリングを使用する。
相手はおそらく、リザードマン。
右手に力を込め、左の横腹をぶん殴る。
刀を抜き、首元へ向ける。
操「言葉は通じる?」
リザードマンは痛みにもがくが、言葉は通じないようだ。
操「残念」そういい、切り落とす。
振り返ると、襲われていたはずの馬車が反対方向へ走って行っていた。
操「報酬とか欲しいわけじゃないんだけどさぁ、お礼とか言ってほしいよね」
刃についているものを払い、鞘に収める。
操「モンスターと意思疎通ができるとかっていうわけではないのか…」
少し残念な気持ちがあるが、中指のリングを使い、再び走り始める。
操「ここが鉱業都市ドーンか」山に囲まれている中ポツリとある街。都市というには少し小さい気がするが賑
わいはあるようだ。




