双子姉妹の幸せな殺人事件
初めて小説を書き、投稿したので至らないところがあったらバシバシ指摘をください!
出来るだけ犯人が分からないようにしました是非犯人を当ててくださると嬉しいです。
プロローグ
わたし、華崎乃々(かざきのの)が失踪してからから7年がたった。失踪してから7年が過ぎると自動的に死んだことになる つまり、わたしは死んでしまったのだ…
あぁ、わたしの可愛い妹 華崎寧々(かざきねね)は元気だろうか?
久しぶりに妹を見に行くと死んだ顔をしていた。
「お姉ちゃんここから見てるから大丈夫よ」と声をかけたが気付いてくれなかった 何度声をかけても…
そこから3年がたった。
もう 妹に声をかけるのを諦めてしまった だって、気付いてくれなかったから…
ある日、あたしの白骨化した遺体が発見されたDNA鑑定をしてようやく身元が分かったらしい。
一応のために両親と妹で確認してくださいと言われた。
遺体安置所に両親と妹だけが入り扉が閉じられると あたしの死体を見た両親は声を荒げて泣いていた。
でも君は両親に悟られないように笑い泣きしてたすごく幸せそうに…
そして部屋から出ると警察の人が待っていた。
衝撃的事実
わたしと両親が部屋から出ると警察の人から話をしたいと言われた。
そして警察から言われた言葉は衝撃的だった。
「娘さんは誰かに殺された確率が高いです。捜査本部を立ち上げ犯人をおっています捜査に御協力してください。」
両親は驚き開いた口が塞がっていなかった。そして、
「娘の為ならなんでもします! ぜひ 捜査に協力させてください。」と言った。
その語尾には不自然な熱量がこめられていた。
質問
「それでは、これから質問に答えてもらいます。娘さんが亡くなられて悲しいと思います、辛くなったらいつでも言ってください。」
そして両親は、頷きながら質問に答えていき
ついに、最後の質問になった。
「なぜ、娘さんに多額の生命保険をかけられているのですか?」
すると、両親はこんなとを言った。
「私たちの娘は一卵性の双子ですが、その前に妊娠していた子が流産してしまって…」
わたしは、そんなこと初耳でとてもビックリした。
「その子が居なくなってとても傷つきなかなか傷が癒えなかったので、次の子は、もし亡くなってしまったら命が帰ってくるわけではないけど親として、いつまでもクヨクヨしないようにという理由で保険金をかけました。」
「なるほど、ありがとうございます。これで質問は終わりです。」
その、刑事の顔には進展の色が書かれていたことに誰も気づかなかった。
そして、私たちは忌まわしき家へと帰っていった。
過去
華崎乃々には、双子の妹の華崎寧々がいた。
しかし、両親はなぜか妹だけを溺愛し、わたしには奴隷の様な扱いをした。
すると、妹は両親を真似わたしを奴隷として扱うようになった。
ある時は、妹に替わって難関高校の受験をし、わたしの彼氏を奪い、万引き犯に仕立て上げられ、ご飯や水も与えず家事をさせられた。
もう限界だった、いろんな感情を押し殺してきた心が破裂しそうだった。
そして、なけなしのお金で安物の包丁を買い自分の部屋で死のうとしたとき、急に妹が部屋に入ってきた。
「なにやってるの!自殺はいけないよ!あたしだって分かることなのに勝手に死ぬな!」
この言葉を聞いたとき世の中捨てたもんじゃないと思った。そして、自殺を止めてくれた妹にお礼を言おうとした時、
「自殺したらあんたの保険金が下りないじゃない!ww」
衝撃だった、あぁ そっか、わたしは死んで両親や妹の私腹の肥やしになる奴隷以下の存在だったのか…
だったら、死ぬ前に妹のように両親に愛されたいな・・・
そう思った瞬間とんでもないことを思いついてしまった。
もう心が壊れて法を守るなんていう良心の歯車が飛んで行ってしまっていて、気づいたときにはもう遅かた。
取っ組み合いになり、女の子の腹部には包丁が刺さってた………
そして女の子に向かってもう一人の女の子が保険金の嬉しか、
両親に愛されることの嬉しさか、幸せそうに笑って「わたしの勝ち」と言った。
エピローグ(現在)
両親が一時期、お姉ちゃんを殺した容疑で逮捕されてたけどアリバイから無実が証明され、保険金を受け取り、ちょっと豪華な生活を楽しんでいた。
すると、お母さんはこんなことを言った「のの~♪ お姉ちゃんが居なくなったから一人称を゛あたし゛から゛わたし゛にしてね!もうどっちがどっちだか見分ける必要がないから。」
そして、わたしは、「はーい」と言いながら(バカだねお母さん、それだとわたしはずっとわたしになっちゃうよ 遺体が見つかった時からずっと゛わたし゛で貫いていたのに気付かないなんてww)と笑いを堪えながらそして、わたしは両親に愛された。
どうでしたか?
犯人は当てられましたか?(分かり易すぎたらすみません)
今後の参考に悪いところがあったら指摘してくださると嬉しいです。
読んでくださりありがとうございます。