『会議室でシェー』 を 読んで①
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先ずはじめに、罵倒抜き前置きとして、
この作家さんは、私が好きな作家さんです。何故好きなのかというと、空気感に独特の作者さんらしい美学のようなものがちらちらするからですね。よくも悪くも曲げられない自分というものがある方に感じます。……何に対して、曲げられなさだって……?勿論、表現するものに対して、ですよ!……そこが、奇妙だ!とか、落ち着かない!とか、実は何かわからないものをしだしそう……とか、思われそうな方にはあんまり合わない作風なのかもしれません。でも私は、この作家さんの空気感がとても好きです。
今回、罵倒ポイントは、独特の音を持ってらっしゃるようで、御作品からもそれをうっすら感じたのですが、それが出し切れていない、(よくも悪くも練られていない点)ですね。私の直感からくる印象として、この御作品は、もう少し突き抜けられるだろうにも、もう少し研ぎ澄まされそうにも見えます。よくも悪くも未完成な御作品に見えます。
発想や、想像力の拡げ方については、何も言うことは無いように見えます。……と、言うより、この作家さんに私ごときが言える分野でもないでしょうに。この方の発想は変態の域だと私個人的には感じております。その辺り何も私からは申せませぬ。
ご依頼して頂き、有難う御座いました。
即興の御作品としてはとても高い完成度と、作者さんらしさが満載の表現だと思っています。凄く楽しめました。即興の詩作品を感想覧に書いて下さったこと、感謝致します。
ここから先、このエッセイは、この作品を私が個人的に分析し、表現を読み取る、味わう場にさせて頂きます。
宜しくどうぞ!!!