少数民族
次の作品は、作者さんが即興で作られた詩。ご自身は、ポエムと仰っていますが、です。
この作家さんは、最近、こうした音楽が似合いそうな雰囲気を醸し出されている為、作品に触れる前にいくつか聴いておこうと思いまして……。
ウイグル族と言えば、……中国でありながら中国っぽくないウイグル自治区(というか、虐殺強姦され過ぎて、今や少数民族になってしまった、歌と踊りが好きな民族で、大変に美人が多いと言われている少数民族です。不思議な音色の楽器(カロンなどを使って)を使いひらひらした舞いと軽やかな音楽、哀愁のある声で唄うそれです)ウイグル音楽。
こういった民族音楽は、日本の音とはまた明らかに違いますよね。中国は民族がとても多いので、……中国=漢民族と結びつけるのはよくない捉え方でしょうね。
……こういった、人が起こす悲しい歴史は、やるせなくなります……音楽に重ねてしまいます。
ただ、こういった軽やかな旋律は日本の音楽にはない独特の美しさがあり、足取りが軽やかな、口当たりの軽いからっとした足取りの御作品を読みたくなる時によく合うような気が個人的にはしています。