全ての発端
今回が初の投稿です。
すごく拙い文章で亀更新になると思いますが読んでもらえると嬉しいです。
安宅は付けっ放しにしていたテレビにふと目をやる。そこでは、三ヶ月前に突如現れたパンドラと呼ばれているキューブ体の特集が大々的に報道されていた。
ピピピ・・・
彼の携帯のアラームが鳴った。彼は慌ててテレビを消して鞄を持ち家を出る。
「おはよっ」
肩を軽く叩かれ振り返るとそこには同じクラスの阿山穂花がいた。彼女とは高校からの付き合いで一年のとき前後の席だったことがきっかけで仲良くなった。ちなみに今も同じクラスである。
「ねぇ、あのニュース見た?」
阿山が話し始める。
「あのニュースって?」
「決まってるじゃん。ほら、パンドラを研究者の人たちが開けた後能力保持者がたくさん出てきたでしょ?あの話。」
またか。と内心ため息をつく。この三ヶ月間の間どこでもその話題でもちきりだ。
「あぁ、あれか。なんか新しいことがわかったのか?」
と聞いてみるとえーいおっかなーどうしよっかなーとひと通りもったいぶった後、得意げに口を開いた。
……彼女いわく。
「なんと柏木高校二年つまり同学年に能力者が現れましたー‼︎」
………………は?
読んでいただき有難うございます。
改善点等コメントしていただけると嬉しいです。
次話からもよろしくお願いします‼︎