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スケベな男が営む治癒院

作者: すいーと

ただの思いつきです。

反省している。だが後悔はしていない。

ダンジョン都市エターニア。

 

 人口10万人ともいわれる冒険者の街。

 そこにあるダンジョンと呼ばれる摩訶不思議な迷宮。

 己の命をチップに一攫千金を狙う人間たちを相手に俺こと、ユウヤは商売をしている。といっても、ものを売るわけではない。

 

 「あーあ、こんなになるまで放っておいて。きれいな肌にきたな傷跡が残っちゃうだろ? これはちょっとだけ治すのに時間がかかるな」

 

 ここは俺が営むちょっと変わった治癒院だ。変わったシステムによって女性冒険者が主な客だ。

 

 「だってお宝って持ってると狙われるの。だからはやく換金して金庫に入れておきたかったの」

 

 目の前にいる少女は患部である左腕を出しながらそんなことを言い出した。

 

 長いまつげが印象的少女。

肩にかからないぐらいに短めにそろえられた栗色の髪の毛、ムキムキにならない程度に程よくついた筋肉のついた足がショートパンツから見える。

 特筆すべきはその身体にバランスよく備わったおっぱい。シャツの上からでも光輝いて見えるまだ未熟な俺の好物の果実が二つ。彼女がくごくたびにプルンと揺れる。

 雰囲気的にはショートカットということもあってボーイッシュといった感じだ。

 彼女が軽装なのはけしてエッチな娘だからというわけではない。


「いくらトレジャーハンターだからって軽装にしすぎだろ? セレナさんや」


 そう彼女ことセレナは所謂冒険者。

 それもダンジョンにある宝箱の中身の回収をメインに行っているトレジャーハンターといわれるやり方で金稼いでいる。基本戦うより逃げることを重視してるのでケガが多くうちの常連さんだ。

ダンジョンでの稼ぎ方はほかにもいろいろあってモンスターを討伐してドロップアイテムや魔石をギルドに売って生計を立てたり、セレナのようにダンジョンにランダムで出現する宝箱を狙ったり。どちらも危険があるのだが教育があまり盛んではないこの国ではダンジョンに潜るのが一番稼げる。


「わかってけど私はほらユウヤみたいにすごい力とかないしさ、足で稼ぐにはこれしかないし」


そういってセレナは自分の来ていたシャツをつまんで引っ張りアピールする。

すごい力というのはこのヒールの事でなんでも、10万人に一人のレアスキルなんだとか。

異世界人である俺にとっては全く実感がないのだが。

この辺に俺のところ以外にも2つ治癒院があるが、基本ここにはお金の無い女性冒険者しか来ない。


「そうは言っても、一体何があったら引っ掻き傷の上に矢が刺さるんだ?」

「トレジャーハンターは敵が多いのよ」

「ふーん大変なんだな冒険者って。まあ俺には全く関係ないはなしだが」

「一回ダンジョンに潜ってみたら? つらさわかるわよ」

「店たたんで冒険者をやるのもいいかもしれないな」

「お店をたたまれると困るからやっぱいまのなし」


3、2、えいっ。掛け声とともに矢を引き抜き痛みがひどくなる前にヒールをかける。俺の手が淡く光ると傷口がなかったものように塞がっていく。


「痛っ。もう抜くときは3、2、1、でっていてるのにっ」

「いつもの事なんだしいい加減慣れろ。じゃあ代金の方をもらおうかな」


俺は口元をにやりとゆがめて、セレナの後ろにまわった。


「わかってるわよ。今日は何分かしら?」

「ただのヒールだし3分でいいかな」

「じゃあどうぞ」


常連だけあって話がはやい。

許可が下りると俺は手をセレナ胸を鷲掴みした。柔らかいでもどこが固さの残るそれをもみほぐすように手を開いたり閉じたりする。手のひらで優しく撫でまわしたり、両手で寄せてみたり。


「んんっ。あっ。」


セレナの吐息交じりの声をBGMにさらに手を加速させる。徐々に顔が赤くなり呼吸がどんどん荒くなる。さらに胸の一部が硬くなっていく。

それを指の間に挟み手の開閉を繰り返す。



「はい。3分たったな。またのご利用お待ちしています」

「えっ?」

「ほらまだまだお客さんいるから帰った帰った」


ここはちょっと変わった治癒院。代金はおっぱいを触らせること。治癒師は少しいじわるです。


おかしなところがあればぜひご指摘ください。

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