表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

プロローグ

彼の名は御神楽万(みかぐらよろず)

そして、健全な高校二年生男子。


特徴的な白髪と、水色の瞳、白いパーカーに白いスウェット。

彼は白を基調とした恰好をしている。

というより、白しかない。唯一靴が黒だ。



(さてさて、ここはどこだろう?まったく見覚えがない、僕は眠かったので保健室で寝てたはず⋯

それで目が覚めれば路地裏、意味がわからない)


さらに、怖いお兄さん方に囲まれている。

数は五人ほど。


「おい、にーちゃん、こんなとこで寝てるとあぶねー⋯ぞ!」


そう言いながら一人が腕をビュンビュンと振り回してきた。


「お兄さんたちこそ何をするんだい?」


「うるせーなぁ、大人しく⋯!?てめぇ!いつの間にそんな遠くに?」


「なんでもいいじゃん。あんまり変なことすると僕も反撃しちゃうよ?」


彼が放った言葉はごく一般的な言葉だがなぜだかその場にいる五人は戦慄した。

今自分たちがいる空間が捻じ曲がる感覚に陥ったのだ。


もちろん、その場は捻じ曲がるどころか、地震すら起きていない。


「じゃあ僕の番ね」


万は巨大な釘を二つ取り出し両手に持った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ