これは旦那です 憎き旦那をミンチしてやった?
うちの旦那は、まったく家事をしません。
ただ、文句も言わないのでそれでうまく夫婦生活を過ごしてきました。
しかし、突如わたしの体調不良が長く続いてしまい、しばらく入院するまでとなってしまいました。
なんにもできない旦那を手伝いに、旦那のおねえさんがわざわざ来てくださいました。
幸い、わたしは数日間の入院で済み、無事退院した。
すると旦那が、ぼくが料理するよ。リクエストどうぞと言ってきたので、わたしはハンバーグをお願いした。
大丈夫かな?と不安だったけれど、黙って見守りました。
料理が完成して、美味しくいただいた数時間後、突如警察の方がいらっしゃった。
旦那は、お風呂に入っていたので、とりあえず玄関をあけた。
警察?なぜだろう?と不思議に思っていたら、警察の方がとある写真をみせてきた。
先ほど、通報がありました。
この写真は、旦那さんで間違いないですか?
と。
たしかに旦那が作ったハンバーグでした。
警察官は、わたしの口元をマジマジとみて、
「食べました?」
と、言ってきた。
わたしは、迷わず
「もちろんです。美味しかったですよ?」
と、笑顔でこたえた。
すると、警察官の方が…
こいつ…ヤバいなって感じで、わたしをみた。
なぜだろう?
というか、ハンバーグ食べて逮捕なんて聞いたことないですよね?
幸せの罪で逮捕?
…
そんなわけ…
⁈
警察官の後ろには、旦那のおねえさんが青い顔で立っていた。
「あの、中に入ってもよろしいですか?」
わたしは、迷わずこたえた。
「どうぞ?」
と。
そして、お風呂からの物音に反応して、恐る恐る近づいた警察のかた。
「あの…旦那が入浴中なんですけど…」
…
わたしの声がしたので、旦那がお風呂から、
「どうしたのー?なにかいったぁ?」
と、聞いてきた。
「旦那さん…ですか?」
「はい、え?てかだれ?」
「警察です」
旦那は、慌ててお風呂のドアをあけた。
「どういうことです?」
警察官の方々も、どういうこと?という顔をしていた。
「えと、奥さん…こちらは、旦那さんで間違いないですか?」
「はい」
…
そこで、おねえさんが呼ばれて、警察の方と入ってきた。
「え、生きてる…よかった‼︎生きてるじゃない‼︎」
と、泣き崩れた。
?
「奥さん、このハンバーグを旦那さんと言いましたよね?」
「あー、はい。まぁ、旦那が作ったので。」
…
「困りますよ。こういう文面でこんなこと。」
よく見ると、
(憎き離婚な てか昇天いたしました)
と書いてあり、ハンバーグの写真が添えてある。
…
あ、わたし…変換間違えてる。
旦那がミンチではなく、お肉の塊から作ったので、肉切ってこんなだよーって伝えたかったのに…肉切りこんなって変換を…
憎き離婚な…なんて入れていたなんて…
なんなら、美味しすぎて昇天しましたって言葉が…
なんなら、絵文字ももうすぐハロウィンなので、それを意識してホラーちっくにしてしまった。
しかも写真が、またみればみるほどグロく見える…
……
残り少ないケチャップが、テーブルクロスにプシャって飛び散っていたのです。
ハロウィンぽくていい?
あとで拭けばいいよねって、そのまま写真をパシャリしたもんだから…
おねえさんは、わたしが旦那を恨んで、こんなことにしたと思ってしまったらしい…
あんまり家事が得意じゃない旦那を、わたしが怒り散らかして…って。
わたしと旦那は、とにかく謝った。
旦那は、慣れないことするからだよね…これからは、もっと家事して頑張るよ。病み上がりなのに、ごめんねと謝ってくれた。
わたしの誤字のせいなのに、なんて優しい旦那さん。
これからも、お互い支え合っていきたいと思います。
おしまい♡




