【群馬】【二〇一六年 九月八日~九日】 満喫! 前橋!
【二〇一六年 九月八日】
朝から台風接近で雨模様、更に靴底が減っているせいか、滑って足首を痛めたらしい。
そして昨日折ってしまったスポークもある。一本だけならなんとかなるといえばなるが。
俺も相棒も大したことはないが、雨の中ということもあり、今日は修理に徹することにした。
グリップの溝がなくなってしまい、汗で滑るのでちょっとカッコいいグリップに変えました。
曲がるときとかにすっぽ抜けてしまうことがしばしば有ったので。
(二枚目はこの日ではなく撮影したもの)
仙台でもお馴染みの天一で昼飯。
どこで食ってもウマい。
んで、雨も止まないし、今日はゆっくりとスーパー銭湯でも。ということで天神の湯ってところに行く。
群馬はいくつもスーパー銭湯が有るので、昨日とは別のところ。
休憩所が有料だったので、無料スペースでゴロゴロしていく。
宿泊考えても良いけど、ネットカフェの方が充電とかブログ執筆もできるしね。
マンガも置いて有るし、ヒマも潰せる……って。
「( 8Д4) 読んでない諸星大二郎あるじゃん!?」
マンガ好きなら誰でも知ってるが、逆にマンガ好きじゃなければ絶対知らない漫画家、諸星大二郎。
SFともファンタジーともつかない独特な空気感のある作画、シニカルなぬくもりのあるシナリオ。
長・短編を問わず、世界観への引き込みが面白い。
んで今、これを書くために天神の湯のホームページをチェックしてたら、「ちょっとマニアックな本も」という一言が書いてあった。
……自覚、あるんかい。
たっぷり読んでたっぷり休み、ラーメン屋へ。
有名なとんこつチェーン店だが、味が薄めで、麺固めを注文したのに緩い。替え玉もちょっと割り高。
これはハズレっすね。天一にもう一回行けばよかった。
そんでもって、行ったことのないネットカフェ、カスタマカフェさんへ。
値段も普通だったが、完全個室で小さいカラオケルームみたいなところでゆったりできる。
普通、ネットカフェってパーテーション区切りで、背の高い人だと横の個室を覗き込めたりできるんだけど。
コインランドリー完備も地味にうれしい。
寝てる間に洗濯を片付けられるのは良いわ。いつもはコインランドリーでゴロゴロしながらだったし。
このカスタマカフェ、他県でも使いたいけど、関東系にしかないらしい。残念。
今日は冒険はしてないけど、やたらに寛げた。
ネットカフェは数多く行ったけど、その中で一番印象に残ってるのがこのカスタマカフェ。
次点は北海道一周のときの、最初と最後に泊まった自遊空間さんかな。
足が伸ばせて完全個室、洗濯機も完備と快適だったし、雨で適度に疲れてたからすごく熟睡できた。
天神の湯さんも、最も印象深いマンガ揃えと、妙に安らぎの日だった。
【二〇一六年 九月九日】
前橋三日目。
雨も降られたりしたけど、本当に良い街だと感じる。
地域のB級グルメもウマいし、温泉も良いし、ネットカフェも適度にあるから宿泊も困らない。
ネットカフェで調べた群馬三大うどん、最後のうどんを食べに行く。
山の上から眺める街並みが、本当に好き。
走っていると、歩道で露店がやっている。
焼きトウモロコシ! なんとも焦げ目がステキ!
一緒に売ってた太陽っていう品種のスモモ。
セット売りだったけど、ご厚意でバラ売りいただきました。疲れた身体に染みるんじゃぁあああー!
しかも、食べているとこの先に何件かある水沢うどん屋さんの中のお勧めを教えて頂きました。
ありがたやー。
んで、うどん屋さんで聞くと、俺も良く知らなかったんだけど、
この店には“水沢うどん”以外にも、“おっきりこみ”ていう名物があるらしい。
どっちも食べたいけど、さっきトウモロコシ食ってるし、どうするべ。とりあえず。
おっきりこみ! ほうとうに似てるかな……?
疲れた身体に栄養がガンガン入って来る感じ。
ただ、人生でそう何度も食える機会があるわけではないし、悔いが残らないように食っていく。
大盛りとかまでは入らないし、普通サイズを注文した辺りで、こんなことをツイートしていました。
普通盛りを注文しておいて、来るまでの間の時間潰しのつもりで呟いてました。
で、ちょうど呟いたところで運ばれてくるうどんを見て、『あれ?』と思う。
……?
あれ? 他のお客さんの普通盛り、もっと少なかったよね。
あ、あれ? そんな風に思っていると、運んできたお姉さんから驚愕の一言が。
「(´∀`)お店のほうから大盛りにさせていただきましたんで、すいません。伝票は普通盛りですので」
「( 8Д4) を……あ、ありがとう、ございます」
以前からたまに見られていた現象が起きた。
つまり、俺は明らかに旅人で、かつ追加注文している段階で【頑張っている腹ペコの若者】という風に見えてしまうらしいのだ。
実際はただ単に好きで旅行しているだけなのだが、善意。
100%善意。
お客さんを腹一杯にしてくれようとしているのだ。有り難い。すげぇ有り難い。
これを残すというのは、旅人のすることではない。残すわけには、いかん!
「(8Д4) いただきまぁああああす!」
「(´∀`) ごゆっくりどうぞー」
うおおおおおおお!
美味い! 歯応えある! 腹苦しいけど!
喉ごし完璧! うめえ! 腹辛いけど!
別腹で入る! バカウマ! もちろん腹はひとつしかないけど!
普段はすすって勢いよく食べるが、それだと空気も飲んでしまい、胃袋のスペースを使う。
そのため、空気を入れないために口に少量ずつ含み、よく噛んで食べる。
いつもは好きに食べるのだが、全部入れるために、岩手のわんこそばを食べるときすらしていなかったフードファイターみたいな食べ方になる。
ウマい! ウマすぎる! 歯応えが有り、ノドゴシも良い。だが胃袋的にはリミットギリギリだ!
そして!
「(8Д4) ごちそうさまでした!」
市街地に戻る最中に、また別の温泉ランドに寄り、今日も一晩ぐっすりと休む。
好きな県を決めるなら、やっぱり故郷の宮城や福島、東北と言ってしまうわけなんだけど、
関東で一番好きな町はこの前橋だったように思う。
天気のせいもあって三日居たけど、そういう巡り合わせもあり、なんだかんだ、かなり好きになった。
旅を楽しんでる。




